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Aside
〈映画館〉
日向「なぁ、A」
A『･･･？どうしたの日向くん』
日向「Aはもう映画を見たんだよな？」
A『そうだよ』
日向「･･･一緒に見たかったのにな」
日向くんは小声で呟いていた
A『･･･え？//』
日向「･･･//」
狛枝「そうだよね、日向クン。Aと一緒に映画見たかったよね」
日向「お前には聞こえないで欲しかった」
狛枝「あはは･･･ごめんね。Aとの映画は最高だったよ」
日向「･･･A、コイツ殴っていいか？」
A『ちょ、ちょっと落ち着いて日向くん･･･』
私は日向くんの肩に手をおいた
日向「あぁ･･･」
良かった･･･落ち着いて･･･って
A『･･･あれ？そう言えば･･･カウンターの上に何かなかったけ？』
私はカウンターの上に何もない事に気付いた
日向「･･･あのトートバッグがなくなってる･･･」
モノクマ「おっと、トートバッグをご所望でしたか？」
と言いながらモノクマさんが現れた
モノクマ「そいつは残念でやんしたね！もう売れちまいましたでさぁ！」
日向「･･･誰に売ったんだ？」
モノクマ「バッカ！ そんな手に引っ掛からねーし！犯人バラすような事を言う訳ねーし！」
A『じゃあそのトートバッグは･･･』
狛枝「犯人が買ってったんだね？」
モノクマ「あっ、ああ〜〜〜！！」
A『確か、限定品で1つだけしかないって言ってましたよね？』
モノクマ「あ、えっと･･･限定1つって言うか限定1人ね･･･」
日向「･･･何が違うんだよ」
モノクマ「1つ買うと特典で”もう1つ”付いてくるの。ほら、特典で客を釣るのは常套手段でしょ？」
日向「なんか･･･お前が言うとムカツクな･･･」
モノクマ「では、準備が整ったようなので、さっそく劇場へとお入りくださーい！」
A『･･･時間になっちゃったね』
日向「あぁ･･･」
狛枝「じゃあね、日向クン」
凪斗は私を抱きしめながら言った
日向「･･･じゃあなA」
A『うん、また後で』
日向くんは劇場へと進んで行ってしまった
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作者名：メロン | 作成日時：2024年1月6日 2時
