希望の少女は誘われますⅩ (ページ9)

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Aside

〈レストラン〉

レストランにみかんちゃんが来てくれた

罪木「み、澪田さん･･･凄い高熱なんですぅ。きっと･･･それが原因で･･･」

確かに･･･凪斗もあかねも異常に熱かった･･･

西園寺「喋り出す前に教えて欲しいんだけどさ、あんた誰だっけー？」

罪木「ど、どうして忘れちゃうんですかぁ！罪木蜜柑ですってばぁ！と、とにかく3人のおでこを触ってみてください！そうすればわかりますからぁ！」

おでこに手を･･･？

A『凪斗･･･ちょっと触るね』

狛枝「熱なんかないよ。今日のボクは最高に体調がいいんだ」

私は凪斗の額に手を当てると･･･

尋常じゃないくらい熱かった

A『やっぱり･･･熱あるよ･･･』

日向くんも唯吹とあかねと額を触ったが･･･

結果は同じだったみたい

西園寺「えっ？３人共熱があるの？じゃあ、そいつらが訳わかんない事を喚いてるのって･･･」

モノクマ「あらまぁ！そら大変だ！」

モノクマさんが現れた

A『モノクマさん･･･！』

日向「このタイミングでお前が現れるって事は、もしかしてこれは･･･」

モノクマ「おっと、その説明は少し待って貰える？すぐに他のみんなも来るからさ！」

モノクマさんの言う通り、直後に床を踏み鳴らす音が聞こえて来て･･･

集まったみんなの顔は最初から困惑に歪んでいた

左右田「こ、今度はどうしたってんだよ！？」

九頭龍「モノクマから聞いたぜ･･･また･･･妙な事になってるらしいな？」

七海「みんな･･･何があったの？」

モノクマ「これで全員集まったみたいだね！では、さっそく事情の説明を･･･」

モノミ「ちょ、ちょっと待ちなさーい！やいっ、モノクマ！また悪だくみしてまちゅね！」

モノクマ「えぇい！うるさーい！」

モノクマさんはモノミ先生を殴った

モノミ「うぎゃああああああああ！」

モノクマ「さて、邪魔者を黙らせたところで、本題に入りましょうか。と言っても･･･察しのいいオマエラはもうすでに気付いてるみたいだけどね！」

日向「やっぱり･･･そうなんだな･･･」

A『この高熱の正体って･･･』