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Aside
〈モーテル〉
A『･･･唯吹･･･』
罪木｢Aさぁん！大丈夫ですかぁ！？｣
私はまた頬に涙が伝った
七海｢･･････急がないと･･･｣
九頭龍｢･･･あ？ 急ぐってどこにだ？｣
A『ライブ･･･ハウスに･･･』
九頭龍｢なんでだよ｣
日向｢いいから早く付いてきてくれ！｣
罪木｢そ、そこに･･･澪田さんがいるんですかぁ？｣
日向＆A｢『･････････』｣
私達は再びライブハウスへ急いだ
〈ライブハウス前〉
九頭龍｢ま、まだ傷口が完全に塞がってねーんだ･･･あんまり･･･走らすんじゃねーよ･･･｣
日向｢A･･･大丈夫か？｣
A『･･･うん･･･』
日向くんはライブハウスの扉を開けようとした瞬間･･･
｢ガタガタガタッ！｣
日向｢あ･･･れ･･･？｣
扉は開かなかった
九頭龍｢なんだよ･･･鍵が掛かってんのか？｣
A『さっきは普通に入れたはずなのに･･･どうして･･･！』
罪木｢だ、だったら･･･他の入口から･･･｣
七海｢ライブハウスの出入口はここだけだよ。窓もないから･･･他からは入れないよ｣
日向｢でも･･･どうして鍵なんかが･･･｣
九頭龍｢なんだか、よくわからねーけどよぉ･･･開かねーなら、力ずくでぶち破るしかねーだろッ！｣
七海｢うーん、できるのかな？5人中3人は女子なんだよ？それに･･･Aは倒れる寸前だよ｣
九頭龍｢･･･Aはそこで見てろ｣
A『でも･･･！』
九頭龍｢大丈夫だ･･･オレらを信じろ｣
A『･･･うん！』
九頭龍｢じゃあ･･･いくぞ、タイミング合わせて体当たりだ！せーの･･･おらぁあああッ！！｣
九頭龍くんの合図に合わせて、日向くん達は勢い良くドアに体当たりした
｢ドンッ！｣
A『ドアが動いてる･･･みんなあと１回頑張って！』
九頭龍｢おーし、もう1発いくぞぉ！！｣
みんなはもう１回ドアに体当たりしたら･･･
｢バタンッ！！｣
ドアが開き･･･ライブハウスへ入った
〈ライブハウス〉
罪木｢･･･きゃあああああああああっ！｣
ライブハウスにあったのは･･･唯吹の死体だけじゃなかった
磔にされたひよこちゃんの死体も･･･だった
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作者名：メロン | 作成日時：2023年12月12日 16時
