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日向side
〈病室2〉
狛枝｢A･･･澪田さんは双子だったんだよ｣
A『え･･･』
狛枝｢今2人は輪唱してるよ･･･｣
日向｢おい･･･A･･･治ってるのか、これ？｣
A『治った訳じゃなくて･･･危険な状態を越えただけなの･･･ごめんね』
日向｢Aは謝らなくていい･･･全てはモノクマのせいだ｣
罪木｢ふぇぇ･･･でも良かったですぅ。狛枝さんの意識が戻って安心しましたぁ･･･流石Aさんです！｣
みかんちゃんは私の手を握った
A『ありがとう･･･みかんちゃん』
狛枝｢･･････｣
A『みかんちゃん･･･ちょっと休んだら？』
罪木｢え？｣
A『･･･私の代わりに唯吹とあかねの事も看病してくれたんだし･･･それにさっきくらくらしてたでしょ？』
罪木｢はいぃ･･･実は･･･寝不足で･･･｣
日向｢不眠不休で看病したんだから休んだ方がいい｣
罪木｢で、でもぉ･･･Aさんが･･･｣
A『私の事はいいから･･･行ってきな？』
罪木｢･･･じゃあ、お言葉に甘えて、上の休憩室を使わせて貰いますね｣
日向｢あぁ･･･｣
罪木｢朝ですけど、おやすみなさいですぅ･･･｣
みかんちゃんは病室を後にした
A『日向くんはロビー戻る？』
日向｢Aも戻るんだよな？｣
A『ううん･･･私は凪斗を見とくよ』
日向｢ダメだ！これ以上･･･無理するな･･･｣
A『･･････わかった』
狛枝｢え！A･･･行っちゃうの･･･？｣
A『･･･うん。また来るよ』
狛枝｢日向クン･･･Aを持って行ってよ｣
日向｢もちろん･･･そのつもりだ｣
日向くんは手を引き私を抱き寄せた
狛枝｢行ってらっしゃい･･･｣
私達はロビーへ向かった
〈病院 ロビー〉
日向｢ホント厄介な病気だな･･･｣
A『･･･さっきよく気付いたね。私が無理してる事･･･』
日向｢当たり前だろ･･･す、好きな人･･･なんだから･･･//｣
A『ふふっ･･･』
日向｢わ、笑うなよ･･･//｣
A『ごめん･･･って･･･あれ？』
日向｢どうしたんだ？｣
A『監視カメラセットのランプが点滅してるの･･･』
日向｢え！？｣
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作者名：メロン | 作成日時：2023年12月12日 16時
