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Aside
〈病室2〉
みかんちゃんが出て･･･数十分経った
A『みかんちゃんに･･･何かあったのかも･･･！』
私は走りホテルへ向かった
〈日向のコテージ〉
まずは報告も兼ねて日向くんのコテージに入ったら･･･
みかんちゃんは日向くんを抱きしめて寝ていた
A『･････････』
また･･･か･･･
なんでこんなに･･･苦しいんだろう･･･
今すぐここから出よう･･･
出ようとした瞬間･･･
日向「え･･･？」
罪木「え！？Aさん･･･どうして･･･？」
2人に気付かれてしまった
A『･･････みかんちゃんが遅かったから何かあったんじゃないかって心配で来たけど･･･どうやら時間の無駄だったみたい･･･私は病院に戻るね』
私は日向くんのコテージを出た
なんで･･･あんな事言っちゃったんだろう･･･
日向｢A！｣
罪木｢Aさぁん！｣
2人は私を追いかけていた
日向｢とりあえず･･･聞かせろよ。Aと罪木が俺の所に来た理由｣
A『･･････あ、ごめん･･･忘れてた』
罪木｢私も忘れてましたぁ･･･｣
日向｢2人揃ってかよ･･･｣
A『あのね･･･凪斗の容態がようやく安定したの』
日向｢ほ、本当か！？｣
罪木｢それで･･･急いで呼びに来ました･･･｣
A『九頭龍くんのコテージは鍵が掛かってて入れなかったから日向くんのコテージに来たんだ』
日向｢澪田のヤツのせいか･･･｣
罪木｢とりあえず急ぎましょう！｣
日向｢あ、あぁ･･･わかった！｣
私達は病院に向かった
日向side
〈病室2〉
｢ガラガラ･･･｣
A『凪斗･･･大丈･･･きゃあ！』
先にAが狛枝の病室に入った瞬間悲鳴が聞こえた
日向｢大丈夫か！？A｣
俺は狛枝の病室に入った
そこで目にしたのはベッドから起き上がってAを後ろから抱きしめている狛枝の姿だった
罪木｢狛枝さーん！ 聞こえてますかー？日向さんがお見舞いに来てくれましたよー！｣
狛枝｢A･･･なんて悪い匂いなんだ･･･｣
A『ちょ、ちょっと･･･くすぐったいよ//』
なんか･･･もう･･･慣れたな･･･
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作者名：メロン | 作成日時：2023年12月12日 16時
