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Aside
〈病室2〉
凪斗の看病をしてからしばらく経った
また･･･一睡も出来なかった
「ガラガラ･･･」
罪木「Aさん･･･おはようございます」
A『おはよう･･･みかんちゃん』
罪木「狛枝さんの様子はどうですかぁ？」
A『昨日よりは落ち着いたよ』
罪木「よ、良かったですぅ･･･」
A『日向くんや九頭龍くんに伝えてこようかな･･･』
罪木「で、でしたら･･･私が行きましょうか？」
A『いいの･･･？ ありがとう！みかんちゃん』
罪木「うふふ･･･Aさんの役に立てて嬉しいですぅ･･･では行ってきますね」
A『うん･･･行ってらっしゃい！』
みかんちゃんは病室から出て行った
日向side
〈日向のコテージ〉
うーん･･････朝･･･か･･････
でも･･･なんだか･･････体が重いぞ
いや重いって言うか･･･なんか柔らかくって･･･
それに･･･やたらと熱くて･･･それに･･･っ！
日向「くっ、苦しいぃ！！ 」
罪木「ひゃふん･･･！ダ、ダメですってばぁ･･･くすぐったいですよぉ･･･！」
日向「ふごっ･･･また罪木･･･っ！？」
俺はまた罪木に抱きしめられていた
日向「は、早くっ･･･そこを･･･どいて･･･く･･･く･･･苦しっ･･････！」
罪木「むにゃむにゃ･･･これでゆっくり寝られ･･･って、あれ？ひゃー！ 日向さんがグッタリですぅ！わー、しっかりしてくださーい！」
日向「うぐ･･･ぐ･･･」
罪木「あっ、意識が戻った！？ふゆぅ･･･良かったですぅ･･･」
日向「え･･･？」
意識を取り戻した瞬間･･･
俺の視界に入ったのは･･･Aだった
A『･････････』
罪木「え！？Aさん･･･どうして･･･？」
A『･･････みかんちゃんが遅かったから何かあったんじゃないかって心配で来たけど･･･どうやら時間の無駄だったみたい･･･私は病院に戻るね』
Aは俺のコテージから出て行ってしまった
罪木「･･･日向さんのせいでAさん怒っちゃったじゃないですかぁ！」
日向「なんで俺のせいなんだよ！」
俺と罪木は急いでAを追いかけた
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作者名：メロン | 作成日時：2023年12月12日 16時
