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Aside
〈病室2〉
A『凪斗･･･』
狛枝｢スー･･･｣
私は凪斗が心配で眠る事ができなかった
今何時だろう･･･
窓を見たところ、夜よりは少し明るくなっていた
4時くらいか･･･
A『凪斗･･･目を覚ましてよ･･･』
私は凪斗の手を握った
すると手が動いた
A『え･･･』
狛枝｢A･･･｣
A『凪斗！大丈夫･･･？』
凪斗は私の頬に手をおいた
狛枝｢ボクは･･･Aの傍にいれて･･･嬉しいんだ｣
A『うん･･･』
狛枝｢だから･･･ボクの上着･･･着ないでほしいんだ｣
つまり･･･｢私の傍にいれなくて悲しい だからボクの上着を着てほしい｣って事ね･･･
A『わかった･･･』
私は棚にしまってあった凪斗の上着を取り出し
腕を通した
凪斗の匂いがする･･･
抱きしめられてる様な感じがして
落ち着く
狛枝｢A･･･憎いよ｣
A『うん･･･私も』
その後凪斗は眠ってしまった
凪斗の傍にいる事が私にできる事･･･
A『･･･私あの時みたいにずっと傍にいるからね』
と言った後凪斗が微笑んでいた気がした
そのまま私は眠らず看病をし続けた
翌日
日向side
〈病院 ロビー〉
俺は起きてすぐコテージを飛び出し･･･病院へと向かった
すると九頭龍がいた
九頭龍｢よぉ、随分と早い出勤じゃねーか｣
日向｢･･･そっちの方が早いじゃないか｣
九頭龍｢ま、オレも今来たところだ･･･で、どうする？モーテル組との通信まではまだ時間があるぞ。とりあえず、狛枝の病室に行ってみるか？｣
日向｢そうだな･･･Aにも会いたいしな･･･｣
九頭龍｢テメーは狛枝よりAの方が目的だろ？｣
日向｢当たり前だ！｣
九頭龍｢なんで怒ってんだよ･･･｣
俺は”Aに会う為”狛枝の病室へ向かった
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作者名：メロン | 作成日時：2023年12月12日 16時
