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Aside
〈砂浜〉
モノクマ「可愛いAさんに頼まれたら仕方がないので特別に･･･”奥の手”を発動しまーす！」
それは徐々に距離を詰めてきて
私達の前に停まった
モノミ「･･･ほわわっ！ またこのパターンでちゅか！」
モノクマ「後は殺人ドクターの異名を持つボクに任せて！」
モノミ「セリフまで使い回しだ！」
モノクマ「至急！この患者をモノクマ救命センター24時に搬送します！そんじゃあ、まったねー！」
そして･･･弐大くんを乗せた救急車は
あっという間に私達の前から走り去っていった
A『･･･』
日向「なんだよ･･･これ･･･なんでこんな事になってるんだよ･･･」
左右田「なァ･･･大丈夫なんだよな？弐大はちゃんと助かるんだよな？」
日向「あ、当たり前だ！助かるに決まってるだろ！」
ソニア「せっかく九頭龍さんが戻って来たと思ったのに･･･弐大さんがいなくなってしまうなんて･･･」
罪木「も、もう･･･嫌ですぅ･･･こんなのもう嫌ですよぉ！」
西園寺「ねぇ喚かないでくれる？喚いたって仕方ないんだからさ！」
罪木「だ、だって･･･だってだってだって･･･！」
西園寺「だって･･･じゃなくてさ！みんなの気が緩んでるからこういう事になるんだよ！わたし達が･･･今どんな状況い置かれてるかをただ誤魔化してるだけだったんだよ」
《団結とか友情とか協力とか関係ない･･･劣ってるヤツから次から次へと殺されていく･･･
いつ裏切られても不思議じゃない
だから誰も頼れない》
西園寺「それが･･･”この現実”なんだよ」
ソニア「意味がないと仰るのですか？わたくし達が協力し合う事も･･･」
西園寺「意味があったら、弐大おにぃはあんな事になってない！」
終里「･･････」
西園寺「ねぇ、あんたもわかったでしょ？劣ってるヤツが勝手な行動すると他のみんなに迷惑が掛かるんだからね 」
A『ひよこちゃん･･･あまりあかねを責めないでね』
西園寺「･･･」
ひよこちゃんは頷いてくれた
終里「弐大のおっさんの心配なら･･･いらねーよ･･･」
ソニア「･･･えっ？」
罪木「お、終里さんは･･･弐大さんが心配じゃないんですかぁ･･･？」
終里「心配なんて･･･必要ねーって言ってんだ！」
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作者名：メロン | 作成日時：2023年12月12日 16時
