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日向side
〈病院 ロビー〉
モニターには左右田が映った
左右田『おーす、日向かァ！？Aさんはいるか！？』
日向｢いや･･･Aはいないが･･･｣
左右田『なんだよ･･･テンション下がるわ』
日向｢これって･･･！｣
九頭龍｢あぁ、そういうこった･･･それが･･･そいつの言ってた”連絡手段”ってヤツだ｣
左右田『どうだッ！ オレが用意してやったんだぜ！』
左右田は露店で監視カメラを見つけ、
それをいじり今のようにしてくれたらしい
左右田『要は･･･ビデオチャットみたいなモンだ。ま、かなり変則的だけどな』
日向｢ビデオチャットか･･･｣
九頭龍｢確かに･･･これなら感染の心配はねーわな･･･｣
左右田『つー訳でよ･･･メンドクセーけどオレらとの連絡はこれを使うって形でヨロシクな！･･･んじゃまたな！』
モニターは切れた
九頭龍｢オメーが休憩してる間に、左右田のヤツが置いてったんだ｣
この監視カメラセットは監視カメラと監視モニターで1セット･･･
カメラで撮った映像をそれとセットになってるモニターで見れるらしい
九頭龍｢で、あいつはそれを2セット用意して、互いのカメラを交換したんだとよ｣
日向｢なるほどな･･･カメラを交換する事で、そこで撮影できる映像も交換するんだな｣
九頭龍｢でもな･･･病院からモーテルまでは電波は届かないらしいぜ･･･｣
さっきの通信はモーテルの傍にあるライブハウスからだった
九頭龍｢そこからだったら、電波は間違いなく届くらしいからな｣
そして朝と夜のモノクマアナウンスの30分後に連絡を取り合う事になったらしい
九頭龍｢さっそく明日の朝からだ。寝坊すんじゃねーぞ｣
日向｢あぁ･･･わかってる｣
｢キーン、コーン･･･カーン、コーン｣
モノクマ｢えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします･･･ただいま午後10時になりました。ゆったりと穏やかにおやすみくださいね｣
この病院は付き添いが必要な患者以外泊まる事は禁止だった
Aと罪木を帰らせるにはいかない
だから俺と九頭龍はAと罪木に事情を説明し
A『わかった･･･じゃあ2人共おやすみ』
日向｢あぁ･･･｣
九頭龍｢また明日な｣
その後ホテルへ戻った
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作者名：メロン | 作成日時：2023年12月12日 16時
