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Aside
〈病室2〉
九頭龍｢おい、見ろ。狛枝の口が動いてねーか？｣
日向｢本当だ･･･何か言おうとしてるのかもしれない！｣
A『凪斗･･･どうかした？』
私はそう言いながら凪斗の口許にそっと耳を寄せた
罪木｢狛枝さん･･･なんて言ってましたかぁ？｣
A『｢今日は体調がすこぶる良くって･･･とても清々しい気分だ･･･｣って･･･言ってた』
日向｢えーっと･･･狛枝は”ウソつき病”だってモノクマは言ってたよな･･･裏を返せば･･･かなり気分が悪いって事か｣
九頭龍｢けど、このままこいつが死んだらどーなんだ？まさか学級裁判はやらねーよな？｣
罪木｢縁起でもない事言わないでくださいよぉ！｣
A『凪斗は死なない･･･ううん･･･私が絶対に死なせない！なんとしてでも私が助けるから！』
罪木｢で、でもぉ･･･Aさん1人で大丈夫ですかぁ？｣
A『うん･･･一応医療の知識はあるからさ』
罪木｢そうですかぁ･･･｣
A『その間･･･申し訳ないけど･･･あかねと唯吹を頼んだよみかんちゃん』
罪木｢はいぃ･･･！｣
九頭龍｢そうか、わかった･･･だったら狛枝の命はA･･･テメーに預けたぞ｣
A『うん！』
私はまた凪斗の看病に戻った
罪木｢で、では私は終里さんの様子を見に行ってきます｣
A『行ってらっしゃい』
みかんちゃんもあかねの看病に戻った
日向side
日向｢これ以上･･･俺達がここにいても邪魔なだけかもしれないな･･･｣
九頭龍｢だったら、オレに付いて来い。テメーの休憩中に”ブツ”が届いた。そいつを見せとかねーとな･･･行くぞ、ロビーだ｣
俺は九頭龍と一緒にロビーへ向かった
〈病院 ロビー〉
日向｢なぁ、九頭龍･･･”ブツ”ってなんの事だ？｣
九頭龍｢受付の上を見てみろ･･･｣
･･･受付の上？
受付の上を見ると、モニターとカメラのセットがあった
日向｢なぁ、これってなんだ？｣
九頭龍｢ちょうどいい･･･青いランプが点滅してるじゃねーか｣
日向｢これが点滅すると･･･何かあるのか？｣
九頭龍｢百聞は一見にしかずってヤツだ。ランプの下のスイッチを押してみろよ｣
九頭龍に言われるまま、俺がスイッチを押すと･･･
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作者名：メロン | 作成日時：2023年12月12日 16時
