希望の少女は誘われますⅩ (ページ13)

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Aside

〈病院〉

罪木「わ、私は･･･病気のみなさんを着替えさせて、病室に寝かせてきますぅ」

A『私も手伝うよ･･･みかんちゃん』

罪木「ダ、ダメですぅ･･･Aさん怪我してるんですからぁ！」

と言われ私は自分の右手を見た

A『･･････わ、忘れてた』

罪木「なんで忘れるんですかぁ！」

A『ご、ごめん･･･でも凪斗が手を離してくれなくて･･･』

日向くんが運んでいる時･･･凪斗は一切私の手を離そうとしなかった

私の方から離そうとしてもできなかった･･･

罪木「わ、わかりました･･･狛枝さんの着替えはAさんがやってくださぁい！」

A『わかった･･･じゃあみんなはここで待っててね･･･』

と言った後

みかんちゃんは唯吹とあかねの手を･･･

私は凪斗の手を引き･･･

病院の奥へ進んだ

日向side

〈病院〉

Aと罪木は病人のヤツらを連れて

病院の奥へと消えていった

九頭龍「クソ･･･病気になるなんて考えもしなかったぜ･･･どうなっちまうんだ･･･」

田中「狛枝だけならば、リタイヤしても構わんのだがな･･･」

左右田「それは･･･そうとさ･･･Aさん狛枝の着替えさせるんだろ？色々･･･マズくねーか？」

全員「「「「･････････」」」」

田中「あ、あ、あ、慌てるほどでもあるまい。こ、こ、この俺様でさえ･･･破壊神暗黒四天王の下の世話をしているのだぞ」

左右田「ハムスターと思春期の男子を一緒にすんなって！それにあの狛枝だぞ！？あとめっちゃ慌ててんじゃねーか！」

西園寺「A姉の事も心配しながらそろそろ真面目に考えた方がいいんじゃない？これからどうするべきかをさー」

これからどうすべき･･･か･･･

西園寺「もし、このまま被害が広がったら、コロシアイなんて楽勝で始まっちゃいそうだよー」

田中「あいつらの様子を見る限りでは･･･否定できないな」

西園寺「あいつらもホント気が利かないよねー。だったらわたし達に病気がうつらないようにちゃんとしないとダメだよねー」

日向「ちゃんとするって･･･どういう意味だ？」