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Aside
〈砂浜〉
終里「に、弐大･･･どうしてオレを･･･た･･･助けて･･･」
弐大「墳･･･当然じゃろう･･･でも情けない話じゃのぉ･･･弐大猫丸ともあろう者が･･･たった1発のバズーカー如きで･･･最低じゃあ･･･へ･･･へ･･･」
終里「し、しっかりしろよ！ 弐大ってば！」
A『弐大くん･･･』
弐大「お前さんにも･･･こんな顔･･･させてしまった･･･悪かったのぉ･･･」
弐大くんは震える手で私の頬を撫でた
A『･･･っ！』
私はその手を掴み言った
A『死なないでよ･･･弐大くん！』
弐大「その願いは叶え･･･られん･･･すまんのぉ･･･死ぬ･･･なよ･･･A、終里･･････」
終里「･･･クッ！！に･･･弐大ぃぃぃぃぃぃぃッ！」
弐大くんの手は私の手から脱力したように倒れた
A『･･････』
日向「ウソ･･･だろ･･･？」
左右田「う･･･うわあああああああああッ！！弐大が死んじまったああああああああああッ！」
モノクマ「あわ･･･あわわわわわ･･･えらいこっちゃあ･･･！ルール違反の終里さんをやるつもりが･･･関係のない弐大クンを殺めてしまった！」
A『いや･･･弐大くんは生きてるよ』
終里「Aの言う通りだぜ･･･！か、かすかだけど･･･まだ心臓が動いてる･･･！」
罪木「ふえ･･･えっ！？」
モノミ「だ、だったら急いで治療しないと！」
九頭龍「おい、モノクマ･･･テメーならなんとかできんだろ･･･！オレを助けたみてーに、弐大を助けやがれ！」
モノミ「そ、そうでちゅよ！ルール違反じゃない人を殺したら、あんたの方がルール違反になるんでちゅよ！」
モノクマ「じゃあ、チャラって事で！」
モノミ「･･･は？」
モノクマ「ルール違反をした終里さんを許す代わりに、弐大クンが犠牲になったって事で･･･だから、チャラでいいんじゃない！？」
モノミ「た、助けないんでちゅか！？」
A『モノクマさん･･･お願い･･･します』
モノミ「ほら！可愛いAちゃんがお願いしてるんでちゅから助けてやったらどうでちゅ？」
とモノミ先生が言った瞬間･･･
どこからかサイレンが鳴り響いた
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作者名：メロン | 作成日時：2023年12月12日 16時
