#36初めての授業 ページ24
〈外〉
カルエゴ「最初の授業は谷岡の旗までの競走」
私たちはエレベーターで授業場所まで行った
「おー」
「スゴーイ」
山や崖がたくさんあった
カルエゴ「以前行った使い魔召喚試験と今回の順位で位階を決定する。ゴールはこの先ずーと行った霧がかかる谷に囲まれた断崖で旗のあるところだ」
イルマ「おー」(ええ!?)
『・・・・・』(私たち・・・・・飛べない)
カルエゴ「ではコースの説明をする」
説明セットが出てきた
ハートさん「コースを説明するよー遠回りだけど緩やかでのどかな谷を進むサイスリコース、そしてかなきりの谷コース途中で危険なトラップがいっぱいあるよ」
カルエゴ「・・・・・」
アズ「かなきりの谷コースの方が距離は短いですがかなり危険ですね」
イルマ「う、うん」
『・・・・・(コク』
ハートさん「さあ!皆レッツ」
ガシャン!
カルエゴ先生が説明セットを潰した
皆(やっぱ嫌いなんだ)
(嫌いなんすね)
カルエゴ「ゴホン!概要は以上だ。」
サブロ「ふふ。1秒でも早くゴールするにはかなきりのところコースのみ」
カルエゴ「ただし、今年のコースはサイスリのコースのみにする」
サブロ「なっ!何故だ!」
カルエゴ「何故かかなきりの長の気がたっていて」
イルマ「かなきりの・・・・・」
『・・・・・長?』
カルエゴ「かなきりの谷を支配する強大な魔獣である」
イルマ「ま、魔獣?!」
『・・・・・怖い』ブルブル
カルエゴ「だから立ち入り禁止なのだ。長に遭遇したら命の保証はない」
サブロ「己は絶対かなきりにする!かなきりではなければ意味がないのだ!」
カルエゴ「知るか!」
ガちゃん!
檻の扉が開いた
カルエゴ「総員準備!」
先生が言った後アズくんやクララも背中から羽を出した
イルマ「え、」
『あ・・・・・』
カルエゴ「ただいまより飛行レースを開始する。よーいスタート!!」
先生の合図で皆が一斉に飛び出した
イルマ「うわあああ!」
皆の飛び出した勢いで転がって崖から落ちそうになった
『!・・・・・イルマ!』
私は崖に落ちそうなイルマを後ろから抱きしめ、止めた
『だ、・・・・・大丈夫?』
イルマ「ありがとう///」
カルエゴ「・・・・・早く行け」
ポン
イルマ「うわあああ」
『イルマ!!』
カルエゴ「貴様も早く行け」
『あ、あの・・・・・』
68人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レベ - リードが、リードメールになってますよ (2023年1月26日 20時) (レス) @page21 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - すっごくおもしろいです!! これからも頑張ってください!! 次の更新楽しみにしてますね! (2022年11月6日 12時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:メロン | 作成日時:2022年10月2日 12時