木兎光太郎の好きな人【木兎光太郎】

「太陽」 ページ8

『木兎は太陽が似合うよね』


木兎「ん？どうしてだ？」






昼休み中庭でAとランチ！







『いつも笑っててバレー部の皆の真ん中にいるし？』


木兎「まじ？俺は最強だからな！」


『はははっ！そういう所もだw』


木兎「お前も俺の中では太陽だぞ？」


『は･･･』






俺は知ってる。



Aは困ってる人をほっとけない達だから






雨の日傘のない妊婦さんに傘を貸してダッシュで帰ってたこと



俺と一緒で勉強できねぇのに外人に道教えてたり






それに、いつも笑ってるし






木兎「お前も俺の太陽だ！」


『( ´罒`*)』








おれはAの太陽みたいな笑顔が大好きだ！･･･なんて言えないけどなっ！






ある日の放課後俺は忘れ物をして教室に行った




木兎「11月でもあっちぃなぁ！！」




木兎「･･･」




そこには必死に何かを･･･いや、誰かを書いてるAがいた。



オレンジ色に照らされたAの顔は





すごく、楽しそうに


嬉しそうに









木兎「A」


『！ぼ、木兎！？』


木兎「好きな人書いてんのか？」


『うん･･･大まかな感じは書けたの！』


木兎「俺もな決めたんだよ」


『なに？』









木兎「好きな人に告白するって」









『え、、、いつ？』


木兎「卒業式までにはする！絶対！」


『そっかぁー！お互い頑張ろうね！』


木兎「おう！」







こつん、と2人の拳がぶつかった。

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