嘘と恋と青春と。2【桐山照史】 (ページ6)

今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:3,799 hit

40話ページ6

『すぅーっ』

深く深呼吸して1文字1文字を打っていく

A明日の放課後、北館の1階に来てくれやん?話があんねん

照史分かった!

しげと話して3日後覚悟を決めた。

フラれたらフラれた。

ちゃんと気持ち伝えよ、って。

けど、やっぱり怖いことには変わりない。

だって、、、

『･･･手めっちゃ震えとる･･･笑』

(ぴーんぽーん)

ん？こんな時間に誰･･･？もう8時･･･

母「A〜？重岡くん！」

『し、しげ！？』

え、めっちゃ部屋着やねんけど

･･･もー、ええわ！

(ガチャ)

『ど、どないしたん！？』

重岡「どないしたん？って人が心配して来たんに笑」

『･･･もー。今丁度照史にLIN○入れたんよ』

重岡「おーっ！」

『もう、フラれてもいいかな、って』

『けど、やっぱり怖いわ！照史はさええ人やからうちに気い使ってくれると思う･･･けど･･･けどっ』

重岡「俺、もうそんな顔してるA見た無いんやけど？」

『へ･･･？』

重岡「･･･別にさ、自分の気持ち伝えるだけやん！明日もしフラれても照史くんと何が変わるわけちゃうやん？」

重岡「今までどうり好きでいることもできるし、友達続けてもええ。なんなら、もう話さんでもええ･･･。それは、Aが決めるんやで」

『･･･』

(ぐにゅっ)

ほっぺたをつまむシゲ

重岡「お前さ、弱気になりすぎや！いつものAやったら、大丈夫！･･･な？」

しげには、ほんまにかなわんとおもう。

『ありがとっ！』

重岡「･･･おう！」