嘘と恋と青春と。2【桐山照史】 (ページ15)

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49話ページ15

3年生になりました。

クラスはそのまま持ち上がり。

最後の体育祭の準備が始まった。

もちろん、進路についても考えなあかんねんけど･･･

神山「うちの団の団長はしげでいい？」

「いーよー」

『あれ、いつの間に』

神山「Aがぽけーっとしとる間に笑」

【体育祭当日】

クラス一同「いっけーいけいけいけいけ小瀧！」

希美「のんちゃんはやっ！」

『流石おたくの彼氏笑』

希美「ほんま、かっこよすぎてどうかと思うわ」

『･･･惚気どーも』

続きまして借り物競争。

うちの団からはしげがでます。

「いちについて、よーい！(ﾊﾟﾝｯ)」

紙を見て、固まるしげ。

『あいつ、なにしとん笑』

ばっ！と顔を上げて走ってきた。

で、手を掴まれた。

･･･ん？手を掴まれた？

『ええええええ！！！なになに！？』

重岡「ええからはよ来い！」

結果１着。･･･しげ、足速い･･･

「1着の重岡くん、お題はなんですか！？」

重岡「好きな人です」