貴方の愛をください。【及川徹】 (ページ20)

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愛19 ページ20

及川「･･･！？いま･･･及川って･･･！」

『えっ？』

どこに驚く要素あったの？

及川「初めて名前呼んでくれたね･･･！」

『･･･そうだね』

『及川気持ち悪いって思わせるかもしれないけどね』

─及川の愛をください─

及川「えっ？」

父さん。許して

『私は昔から愛されたことがないの。

父さんは私のせいで死んじゃって母さんに煙たがられ続けた。

けど私のせいで死んじゃった父さんのことを考えれば友達も恋人も幸せも愛も要らないって思えた

けど及川が私を変えたんだよ』

『及川を避けたのは私のせいで女の子達が及川と過ごせないってわかったから！

及川を縛ってるんじゃないかって思ったから！

嫌いになりたいのになれないんだよ馬鹿！』

一瞬にして私は及川の匂いに包まれた

及川「俺･･･嫌われたかと思った」

『な、、』

及川「さっきのは肯定として受け取ってもいいの？俺の彼女になってくれる？」

『･･･っうん』