暗殺教室,ずっと前から好きでした【千葉龍之介】3 (ページ43)

今日:7 hit、昨日:11 hit、合計:77,420 hit

夏の番外編～②～ページ43

夏休みだ。

…だからと言って、"普通の学生"みたいにわーきゃー出来るわけじゃない。

寧ろ皆、切羽詰っている

そう、僕等は暗殺計画を立てているから

ね？暗殺なんて普通の学生、やらないでしょ？

「ここは…もう少し工夫を施して…」

「いや、ここは……こうした方が」

「待って…ここは、水で追い込むのが無難だと思う。…えー、何かないかな」

夏休みの"あの暗殺"が終わってからは、学校での暗殺を試みている

「いや～殺せんせー泣いてたね!!"にゅや!!貴方達が自ら暗殺なんて!!先生、嬉しいです！"…って」

「勉強っつってんのに暗殺なのバレてるのな」

僕と前原はクスッと笑う

流石殺せんせー…

あのタコ、そんな甘くない

「殺せんせーは水に弱いんだよね。…なら、うーんと…プール、はバレるよね」

「どうする？」

「あ、ホースとか？水遊び設定で！」

「おお!!設定って所にツッコミたいけどナイス千早…じゃねぇ、栢居!!」

『五月蝿い、設定は設定なの』

しかしこの学校…あつい

「皆私服で学校とか新鮮だね」

「だな。」

すると、買出し組が飲み物やアイスを買ってきた

「ん。栢居これ好きだよな？このアイス」

「わ！ありがとっ！流石磯貝くん!!」

梨バーという季節外れなものだがとても美味しい

少しなしの食感が残っていて…

「♪おーいしーい♥」

「っはは、良かったよ。それで、暗殺計画は？」

「ただ今順調でございま～す」

次こそ！と皆思ってる

……でも、これ殺せんのかな？

まだ、夏、だし…

暗殺始まってまだあまり動いてないもん

冬とかになったら、殺せんせーびっくりするくらいの暗殺、出来るのかなぁ