暗殺教室,ずっと前から好きでした【千葉龍之介】3 (ページ39)

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「ありがとうございました～」

『ふおお！！アイスだぁあ！！……美味しい』

店員さんの笑顔と共に受け取ったアイス、直ぐに開けて口に入れる。暑くて堪らなかった体が冷めていくのを感じる

「そのアイスなに？」

『え？パ〇コのコーヒー味』

おいひい…うふふふふ((

「あ、見て見て。あれ」

『ふぉ？』

莉桜が指さす方向には"夏祭り"のポスター

「あれ、千葉とこより行けばいーじゃん」

『ふむむ…りゅーくん！いこー』

「え？あ、いいぞ」

わーいわーい。

『んじゃ、みんなもいこーよ！』

「いいの？いいなら遠慮なく」

『ふふふ…遠慮しないで!!』

アイスはいつの間にか殻になり、ゴミ箱行き。

なめらかぁ～な食感がとても美味しかった

さすがパ〇コ

『皆浴衣来てくれば？』

「え～動きにくい」

『またまたぁ、莉桜、好きな人おとせるかもよ？』

すると顔が真っ赤な莉桜

『ふふふ…図星』

「中村さん好きな人いるのー！？」

まぁ、渚かカルマかすがやん…そのへんでしょ

転校してきて早数ヶ月

この髪(ロングヘアー)鬱陶しいなぁ…

ミディアムらへんに切ろっかな

いつの間にか、夏服へと変わった制服。

いつの間にか出来たたくさんの友達

いつの間にか出来た彼氏

いつの間にか冷めた復讐心

『数ヶ月で人ってこんな変わるんだね』

「ん～？まぁ、こよりはねぇ」

『っふふ。復讐失敗したからねぇ』

カエデをちらっと見ると

「っ…」

凄く、悔しそうな顔。

"安心して、ワタシガヤル…"

と言ってるよーな感じ。

『カーエデッ！浴衣きてくるー？』

「……へ!?あ、ああ…きてこないかも…」

『勿体ないなぁ…可愛いのにっ』

この猛暑日に浴衣とか、ボクはマジないけどね