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『高校どう?』
「ん…まあまあかな」
『龍くんモテそう〜』
「モテないよ」
こよりの方こそ、と言うが首を振って"全然"と答える。
『またお祭り、いこーよ。皆に会える気がするんだ』
「……うん」
俺もそんな気がする。
また、E組皆で、楽しい夏を過ごしたいものだ。
……殺せんせーも一緒に、なんてのは無理なのか。
『ほら早く!ゲーセン行こう!』
.
そして本当に来てしまった。
射的ゲームを見つけた途端、こよりと俺の目が輝いた。
勿論勝負した、俺の勝ち。
『うう…変わってないねぇ』
「こよりもな」
腕落ちたかな、なんて唇を尖らせるこより。
別に、射撃の腕なんて使わないからいいのではないか、と他人からは思われるだろうが、これも暗殺教室で培った大切な技術だ。
『よぉし、龍くんこっち来て!』
と、俺の腕を引くこより。
何処に向かってるのか分からないが、今まで来た道を辿っている…椚ヶ丘に戻るつもりだろうか。
やはり、ついたのはE組の山。
俺たちが買った山だ。
そこをゆっくり登っていく、慣れたものだから割とすぐについた。
『懐かしいね〜…』
「……」
俺は頷く、ここで毎日、銃声を響かせていたのだと思うと、ヒヤヒヤするものだ。
教室のドアを開ける、俺は自分の席、こよりは奥田の席に座った。
『龍くん、Happy Birthday。誕生日おめでとう』
そう言って、鞄から袋を取り出す。
その袋からは、ハートの形をした青い、シンプルなストラップが取り出された。
『これ龍くんの、おそろい!!』
そう言って、スマートフォンを掲げて見せるこより。
そこには、ほんのりピンク色の、同じようなデザインのストラップが付けられていた。
「……ありがとう」
ガラッ
古ぼけたドアから、見慣れた顔が次々と。
「お、こより達もいた!」
「ははっ、皆集まる時は集まるんだなぁ」
磯貝、前原、カルマ、渚、茅野、片岡、岡野、岡島、寺坂…みんなが入ってくる。
「皆暇なのかね〜」
「高校生なんて、中学生とたいして変わんないよ」
「なんで2人はここに?あ、今日千葉誕生日か!」
「ハッピーバースデートゥーユーハッピーバースデートゥーユー
ハッピーバースデーディアちーーばーー。
ハッピバースデードゥーユー」
何処か適当だけど、心温まる歌。
「ありがとう」
ｰｰｰｰ
お誕生日おめでとうございました!!!
.*･ﾟ宣伝 .ﾟ･*.→←千葉龍之介生誕祭2017 ( 大遅刻 )
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雪那(プロフ) - パスワード教えてくれませんか…？(( (2023年3月12日 14時) (
レス) id: fb86e70f16 (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - パスワード教えて下さい！ (2022年3月17日 20時) (レス) @page1 id: 5ddb06e292 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 矢澤さんの作品全部見ました！すごいです！Part 1からみたいのでパスワード教えて下さい！ (2020年4月18日 17時) (レス) id: fb24472eb0 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - 矢澤さんの作品好きです！パート1から見たいです！パスワード教えてください！ (2019年3月17日 17時) (レス) id: c853853974 (このIDを非表示/違反報告)
Ayano(プロフ) - part1から読みたいです！パスワードを教えて下さい！ (2018年6月19日 19時) (レス) id: ffcf15f2b1 (このIDを非表示/違反報告)
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