分裂の時間 ページ15
莉桜達の反対にすこし驚く渚くん、意見なんて様々なんだから反対がいてもおかしくはない。
それは…
「助けるっていうけどよ、具体的にどーすんだ？あのタコを1から作れるレベルの知識が俺らにあれば別だがよ
奥田や竹林、栢居の科学知識でさせ…せいぜい大学生レベルだろ」
寺坂の言葉に、焦りつつ反論する渚くん。吉田や村松の意見を聞いて、助けたい派の人たちが俯いた
「才能のある奴ってさ、何でも自分の思い通りになるって勘違いするよね」
バッと後ろを振り返ると、ポケットに手を入れたままカルマが冷酷的な目で見ていた
「ねぇ渚君、ずいぶん調子乗ってない？」
「……え？」
「E組で一番暗殺力あるの渚君だよ？その自分が暗殺やめようとか言い出すの？
才能が無いなりに…必死で殺そうと頑張ってきた奴らの事も考えず」
カルマが例え話を交えて話す
「そ、そんなつもりじゃ」
「第一、暗殺力なら僕なんかよりカルマ君の方がずっと…」
「そういう事言うからなおさらイラつくんだよ」
カルマがだんだんイライラとした口調になる、1年生の時…同じクラスだった僕は瞬時にさとった。
「その努力もわかんねーのかよ！！体だけじゃなく頭まで小学生か！？」
『カルマ…それはちょっと言いすぎ…』
「こよりは黙ってて」
カルマに言われ、ゔっと言葉を詰まらせる
反論するような、若干怒りを含めた目で渚くんはカルマを見る
「え、なにその目。小動物のメスのぶんさいで人間様に逆らうの？」
そこから喧嘩に発展し、取っ組み合いになってしまう。
渚くんも反論し、一瞬は上手くいくが
(格闘でカルマにかなう人なんて…！)
前原くん、磯貝くんがカルマを止め、何とか殴り合いは収まる。
「中学生の喧嘩大いに結構！でも暗殺で始まったクラスです、武器で決めてはどうでしょう？」
先生の提案に皆がかたまる
(((事の張本人が仲裁案を出してきた！！)))
そこには、赤と青のBB弾
殺す派は赤、殺さない派は青、相手のインクをつけられた人は死亡退場
「…よし、これで決めよう。
殺すか、殺さないか」
僕は凛香と龍くんと目を合わせ、コクリとうなずきあった。
「…OK、じゃあ俺から選ばせてもらう」
『僕も』
「私も…」
ザッ、と使い慣れた武器に向かって歩み出した。
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雪那(プロフ) - パスワード教えてくれませんか…？(( (2023年3月12日 14時) (
レス) id: fb86e70f16 (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - パスワード教えて下さい！ (2022年3月17日 20時) (レス) @page1 id: 5ddb06e292 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 矢澤さんの作品全部見ました！すごいです！Part 1からみたいのでパスワード教えて下さい！ (2020年4月18日 17時) (レス) id: fb24472eb0 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - 矢澤さんの作品好きです！パート1から見たいです！パスワード教えてください！ (2019年3月17日 17時) (レス) id: c853853974 (このIDを非表示/違反報告)
Ayano(プロフ) - part1から読みたいです！パスワードを教えて下さい！ (2018年6月19日 19時) (レス) id: ffcf15f2b1 (このIDを非表示/違反報告)
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