【wrwrd！】気がついたら総統さんの部屋でした。Ⅱ (ページ45)

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#83 ページ45

ut side

Aちゃんとチーノの幹部入りを果たして俺たちの中にすっかり溶け込んだ頃。
僕はグルちゃんからもらった仕事で森に来ていた。
何やら森の奥に館があるらしくそこを調べて欲しい…と。
…聞いてみると何やらそこの館には良くない噂があるらしい。

『…っと、ここらへんなんやけどなぁ……』
《rb「どうや大先生、館見つかったか？」》
『んー、今のところは館なんてないんやけど……ん？』

周りを見渡していると木と木の間から建物の影が見えて思わず目を見張る。
まさか本当に、そう思い急いでその方向に向かっていると耳に違和感があり、耳を触る。
葉などに引っかかったんだろう、耳につけていたインカムが無くなっていた。

今探しても見つからないだろう、と諦め建物の影が見えた方向に向かう。
しばらくすると開けた場所に出て、前を見ると…

大きな館があった。

まじであったわ、と思いながら僕は館の扉を開ける。
中に入ると廊下が伸びており、一番奥には扉があって、そこに向かってカーペットがひいてあり、廊下の脇には鉄の甲冑が並んでいる。

けれども甲冑には埃がかかっており、部屋の隅には蜘蛛の巣が張ってあって最近人が住んでいたような痕跡は見当たらない。

見る限り館は広そうだしエミさん辺りを連れてもう一度来よう、そう思い出口の扉を開けると先程は晴れていた空はすっかり暗くなり、大雨が降っている。
しかもそれは思ったより激しい雨でこのまま帰るにしても着く頃にはびしょ濡れで確実に風邪を引くだろう。
風邪を引くくらいなら探索がてらここで雨宿りをしよう、そう思い僕は廊下の先の扉に手をかけた。

____そこからは覚えていない。

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投稿遅れてごめんなさい‼
実は新しい小説を書いてたらバグって全部消えちゃったので(13話分)萎えて小説から逃げてました……w

さて、夢主ちゃんとチーノ君が無事に幹部入りをしたので次は皆さんご存知、【個性豊かなクトゥルフ神話】の回に入ります‼
実は前から書きたかったんですよね…！
めちゃめちゃ書くの楽しみですw
ということで、この後の展開をお楽しみに‼w