【wrwrd！】気がついたら総統さんの部屋でした。Ⅱ (ページ4)

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私がその馬を洗っているとひとらんらんさんが「へぇ、」と声を漏らす。

ht「外道丸が初対面の人に懐くなんて珍しい。」
『外道…丸？』
ht「うん、今Aさんが洗ってる馬の名前。そいつ滅多に懐かないんだよね。初対面なんか…ねぇ。」

と言ってひとらんらんさんは外道丸の頭を撫でる。
…ってさっきは素っ気ない話し方だったのに柔らかくなってる！！(？)
ちょっとは警戒解いてくれた、のかな？

『外道丸って、ひとらんらんさんの馬なんですか？』
ht「うん、そうだよ。あとひとらんでいいよ、ひとらんらんさんって呼ぶの長いでしょ？」
『えっ…いいんですか？』
ht「動物って不思議でね、その人の本質を見抜くっぽくて。良い人にならやたら懐くんだよね。Aさんにすごい懐いてるでしょ？人に懐きにくい外道丸もそうだったから、本当に良い人なんだな、って。」

「疑ってごめんね」と言ってくれる。ひとらんも良い人そうだな～…というか目付きからして絶対に良い人。なんであの人“復讐鬼”ってあだ名ついてるんだろ。
なんて思っているとひとらんが「俺も働くよ」と言って一緒に馬達を洗い始める。
それからは畑などのことを話しながら馬達を洗った。
ひとらんは私のことをAと呼んでくれるようになって、私はタメ口で話せるようになった。
仲良くなれて嬉しいなぁ…

ht「…よし、終わった。じゃあA、大先生のとこ戻ろっか。」
『うん、そうだね！ライも行こうか！』
lie「承知致しました。」

そう言って3人で小屋を出て、大先生のいる畑に戻っていく。

そういえば、ひとらんはあの時【動物はその人の本質を見抜く】って言ってたなぁ。

…なら………

動物達に恐れられていたライは何者なのかしら？

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はい！ということで、無事にAちゃんが幹部全員に認められたので(兄さんも幹部だけどグルさんが連絡して既に許可されてるよ！！)番外篇を作りました‼
↓番外編↓
【wrwrwd!】気がついたら総統さんの部屋でした。～番外編～

リクエストも募集しているのでどしどしリクエストしてくださいね！！