#37 ページ46
『良い気になんてなっていません。グルッペンさん達のお気に入りになっていることすら初耳ですし…あぁ、鬱さんにお話ししようとしていた“私の素性について”シャオロンさんも一緒にお聞きになりますか？聞いたら気持ちも変わるかもしれませんし、無理であっても自分のしたことについて理解してくれればいいので。』
襟を掴み上げられたことに対して苛立ちを覚えつつもそう告げると、「…わかった」と言ってシャオロンさんが鬱さんの部屋の中に入る。
ut「ご、ごめんなAちゃん…大丈夫やったか…？あぁ、えっと…シャオちゃんにされたことについてと、俺にされたことについてっていう2つの意味で……」
『あぁ、鬱さんに関してだったら全然大丈夫ですよ。鬱さんも私のことについて調べたかったんですよね。急に来て幹部入りすると聞いて警戒するのは当然のことですよ。』
そう言って鼻から出る血を服の腕部分で拭いてから鬱さんに微笑みかけると鬱さんが少し驚いたように目を見開く。
ut「……ほんまにええの？俺、何もされとらんのにAちゃんのこと襲ったんやで？怒っとらんの？」
『？えぇ、怒ってませんよ。寧ろ今はシャオロンさんに対して怒ってます。…鬱さんはもうとっくに許してますよ、だからそんなに思い詰めないで。』
「さ、シャオロンさんが待ってるので入りましょ、」と言ってから鬱さんの腕を少し引っ張って鬱さんの部屋に入るとベットに腰掛けて足を組んでいるシャオロンさんがいた。
sha「……やっと来たんか。ほら、はよ話せや。」
私達に気がつくとシャオロンさんはそう言い、私を睨みつける。
それを見て私はため息をつくと掴んでいた鬱さんの腕を離し、シャオロンさんの座っているベットの少し離れたところで立つ。
するとそれの後に続くように鬱さんがついてきて、その近くにある椅子に静かに腰掛ける。
『…ｺﾎﾝ、では話させていただきます。簡潔に言うと………
私は、召喚者です。』
そう言うと鬱さんは驚きのあまり絶句し、シャオロンさんは「は？」と声を漏らしている。
『私が元いた場所は日本という国で、この世界みたいに戦争なんてものはとっくの昔になくなっており、色々な技術が発達していました。まだ疑っているようなら日本の文化などについていくつか挙げることができますが。』
言い終えてふぅ、と息を吐くと鬱さんが口を開いた。
ut「じゃあ…シッマとの戦いについてはどう説明するん？」
…あぁ、やっぱり聞きに来たなぁ。
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あかつき(プロフ) - まぁちさん» 出来上がったらこっそり出しときますね……((超小声)) (2020年1月6日 19時) (
レス) id: f6ec135c67 (このIDを非表示/違反報告)
まぁち - あかつきさんの本気のお色気シーンを見てみたいと思ってしまったのは我だけだろうか((( (2020年1月3日 16時) (レス) id: ba1aceb76e (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - 一般人(ryさん» ありがとうございます！！できるだけ早く更新できるように頑張ります！ (2019年11月18日 12時) (レス) id: 1219dd754f (このIDを非表示/違反報告)
一般人(ry - 続編…!? めっちゃ嬉しいです！更新頑張ってください！ (2019年11月18日 9時) (レス) id: 2f1bb32b86 (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - あめさんさん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2019年11月17日 22時) (レス) id: 1219dd754f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかつき | 作成日時：2019年10月14日 12時
