#18 ページ26
kn「…おい待て。俺は反対やぞ。素性も知らない奴をここに置いておけるか。今すぐにでも追い出したいくらいやわ。」
sha「あぁ、俺も反対や。」
コネシマさんとシャオロンさんが私を睨みながらそう告げる。
os「んー、でも俺が“視た”限り、Aちゃんは俺らにとって無害めうよ〜。」
rb「オスマンがそんな言うなら…俺は賛成するで?」
kn「操られてたら元も子もないやん。」
いや……コネシマさん…どんだけ信じたくないんすか。
『そんなに疑うなら調べてもらっても大丈夫ですよ?』
kn「お、なら勝手に調べさせてもらうわ。ショッピ君調べられるか?」
shp「えぇ…めんどくさいなぁ…まぁ、信用する為に能力使わせてもらいますわ。」
あ、許可しなかったら調べなかったのね。
意外と優しいな、と思っているとショッピ、と呼ばれる人が立って私に近づいてくる。
shp「リラックスしててくだだいよ〜。ちょっと失礼します。」
『っ……!』
そう言ってショッピさんは私の右頬に手を添えて私の目を真っ直ぐ見る。
私もショッピさんの綺麗な紫色の目を見る。
shp「……A。」
私の名前を呼ぶとショッピさんの目の奥が微かに赤く光るのが見える。
そしてしばらく目を見つめ合っているとショッピさんが息を吐いて私の頰から手を離し、「ありがとうございます」と言って席に戻る。
kn「んで、どうやったん?」
shp「…。kn「?どうしたん、ショッピ君?」…あぁ、すんません、ぼーっとしてました。はい、Aさんは白っすね。怪しげな情報は何もありませんでした。」
kn「…、そうか…ショッピ君が言うならそうなんやな…。けど俺は認めへんぞ?置いておくだけならええけど。」
すると近くにいたシャオロンさんも同じ意見なようで頷いている。
まぁ…でも置いてくれるだけでも実際有難い。
gr「えっと…他に反対意見のある者はいるか。」
⁇「俺もシッマとシャオちゃんの意見に同意かなぁ。」
ねっとりとした声に少し寒気を覚えつつもその方を見ると、整った顔にヨレヨレのスーツを着た眼鏡の男の人がこちらを見透かすように見ていた。
…なんか…絶対城下町とかナンパしてそうなタイプだな…
gr「わかった。Aをここに置くことに異論のある奴はいるか?」
全「……」
gr「いないようだな。Aはしばらくここにおく、ということにしよう。では次に… tn「ちょ、ちょっと待ってや。」…なんだ?」
tn「一旦みんな自己紹介せん…?Aさんわからんやろ。」
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あかつき(プロフ) - まぁちさん» 出来上がったらこっそり出しときますね……((超小声)) (2020年1月6日 19時) (レス) id: f6ec135c67 (このIDを非表示/違反報告)
まぁち - あかつきさんの本気のお色気シーンを見てみたいと思ってしまったのは我だけだろうか((( (2020年1月3日 16時) (レス) id: ba1aceb76e (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - 一般人(ryさん» ありがとうございます!!できるだけ早く更新できるように頑張ります! (2019年11月18日 12時) (レス) id: 1219dd754f (このIDを非表示/違反報告)
一般人(ry - 続編…!? めっちゃ嬉しいです!更新頑張ってください! (2019年11月18日 9時) (レス) id: 2f1bb32b86 (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - あめさんさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2019年11月17日 22時) (レス) id: 1219dd754f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかつき | 作成日時:2019年10月14日 12時