強い眼差し(研二side) ページ4
俺達はｽﾀｯﾌの人達に案内されてﾗｳﾝｼﾞ内の個室でAを待っていた。
鬼「お、生放送でやるみたいだぞ。」
歌「うわぁ…凄い報道陣の数…」
喜「A、大丈夫かよ…」
TVにはｷｬﾘｰｹｰｽを押して現れた茉莉香さんとAが映っている。
Aの周りにはｽﾀｯﾌさんが数人付いていた。
緊張で顔を強ばらせながらも一生懸命に笑顔を作っているAがとても辛そうだった。
報道陣(以下、報)「今回の意気込みをお聞かせ下さい！」
茉「去年は3位でしたが今年は更に上を目指して頑張ります。」
報「何か秘策はあるのですか？」
茉「そうですね。でも秘策なので…皆さんにも秘密です♪」
茉莉香さんの上手な話で盛り上がる取材。
報「今回、無名の女性を助手に迎えた意図は何でしょうか？」
茉「彼女の才能に私が惚れ込んでいるからです。」
報「Aさん、何か一言お願いします！」
報道陣のｶﾒﾗやﾏｲｸが一斉にAに向けられる。
茉「彼女は一般人です。取材は全て私がお答えしますので。」
報「TokyoWalkerで一躍知名度が上がりましたが、何か実感は？」
報「恋人はいらっしゃるのですか？」
報「この大会が終わった後のご予定等は？」
庇うようにAの前に立つ茉莉香さんの間から一言でも言葉を貰おうとﾏｲｸが向けられる。
予想外の取材の白熱ぶりに困惑するAに容赦なくｶﾒﾗのﾌﾗｯｼｭが。
「…優勝しか考えてません。それだけです。」
凛とした姿勢で真っ直ぐに前を見つめAが答えた。
呆気に取られる茉莉香さんとｽﾀｯﾌさん達。
報道陣は初めてAが喋った事に驚きを見せたが、すぐに次の質問を投げかける。
茉「そろそろ時間なので。皆さん、日本から優勝を祈ってて下さい。それでは。」
「行ってきます！」
ｽﾀｯﾌさん達が2人を囲むようにしてその場を後にする所で中継が終わった。
喜「A…やりやがった…」
歌「僕…鳥肌立ったよ…」
鬼「やばい…泣きそうになった…」
Aは優勝という言葉を言い切って取材を終わらせた。
どれだけの勇気がいっただろうか。
でも、あのくらいしなきゃきっとAに対する質問は止まなかっただろう。
俺もAの行動に思わず体が震えた。
喜「もうすぐこっちに到着するな♪」
歌「そうだね！」
鬼「早く帰ってこぉ〜い！」
A。
よく頑張ったね。
俺…涙が出そうだった。
搭乗時刻まで後1時間。
少しでもAを安心させてやりたい。
早く…おいで。
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しぃたま(プロフ) - ミケにゃんさん» やだ(*´д｀*)ﾁｪﾝﾛﾝﾍﾝｸｰの研二さんはずるい！！私もめっちゃ好きです(〃ω〃)私は研二さん一筋なのに夢に出てくるのはﾀﾞﾝﾄﾂで喜矢武さんが多いんですよねww何だろ。私何かしたかな(・∀・) (2013年9月1日 8時) (
レス) id: 5b512b1364 (このIDを非表示/違反報告)
ミケにゃん(プロフ) - しぃたまさん» そして今日も出てきましたｗ学校に金爆が来てくれて、、ﾃｪﾝﾛﾝﾍﾝｸｰ歌って踊ってくれました！相変わらず研二さん、上半身裸でｗｗすごく楽しかった〜(*^-^*) (2013年9月1日 7時) (レス) id: 2fea6224f5 (このIDを非表示/違反報告)
しぃたま(プロフ) - にあさん» 金爆さん関連はいつでも命懸けですww追加公演の代々木、当たるといいなーって今も念仏のように唱えてますww次章もよろしくですヽ(´▽｀)/ (2013年8月31日 20時) (レス) id: 5b512b1364 (このIDを非表示/違反報告)
しぃたま(プロフ) - ミケにゃんさん» あらま(〃ω〃)遂にﾐｹにゃんさんと研二さんが新婚さんにっ♪おめでとうございます〜(￣ー￣)ﾆﾔﾆﾔ♪毎日出てきてもらえるように更新頑張りますねww (2013年8月31日 20時) (レス) id: 5b512b1364 (このIDを非表示/違反報告)
にあ(プロフ) - しぃたまさん» 命がけですかwww私も必死にがんばりましたがもっと頑張ります!← 次章もついてきますよーｗｗ (2013年8月31日 14時) (レス) id: 658ebbf2cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃたま | 作成日時：2013年8月16日 17時
