ずっとこのままで…8

おやつ時間 ページ22

研二とｲﾁｬｲﾁｬしてるうち、ゆたくんとじゅんじゅんが帰ってきた。
騒がしい雰囲気にｷﾘちゃんも目を覚ます。


喜「いや〜すげぇ広くてさぁ〜！楽しかった！」
歌「美味しそうなお菓子いっぱい買ってきちゃった♪」
「じゃあおやつにしようか♪」
鬼「Aちゃん、終わったの？平気？」
「もう少しなんだけど、後でやるからいいよ。みんなとお茶したいし。」
樽「みんなでおやつ〜♪」

ﾃｰﾌﾞﾙに広がったたくさんのお菓子をみんなで食べる。
東京に居る時もよくあった事だけど、今の私には凄く落ち着く時間だった。
わちゃわちゃと騒ぐ4人を眺めているだけで心が温まる。


樽「A？どうしたと？」
喜「A？」
鬼「Aちゃん？」
歌「Aちゃん？」

ﾎﾞｰｯとしている私の顔を4人が覗き込む。

「…えっ。あ、あぁ…何でもないよ！ごめんね！」
喜「何だよ〜…そんなに俺達と一緒に居るのが幸せか？」
歌「うわっ！喜矢武さん、自意識過剰ww」
「…うん。幸せだよ。」
喜「な……っ…///」
鬼「自分で聞いといて照れるなよ(笑)」
喜「う、うるせーな！///」
樽「A。俺達も…幸せだよ♪」

隣に座っている研二が優しく髪を撫でてくれる。

歌「ねぇ、Aちゃん。明日もｵﾌなんでしょ？」
「うん。そうだよ。」
喜「何か予定あんのか？」
「買い物に行こうかなって思ってたくらい。」
鬼「俺……Aちゃんと一緒に遊びたいな…」
「えっ、うん。いいよ♪」
樽「じゃあ明日はみんなでお出掛けしようぜー♪決まりー！！」
歌「やったー！」
喜「よっしゃー！」
鬼「わーい！」
「ちょっ…み、みんな…騒ぎすぎ…(笑)」


その後もみんなは何処へ行くかとか、何をするかとか、ずーっと相談してた。
ほんとに兄弟みたいで仲良いから…見てて飽きない。


夕飯は茉莉香さんの紹介で日本料理屋さんに行ってきた。
こっちに来てからずっと恋しかった和食に感動し、みんなも慣れないﾌﾚﾝﾁじゃなくて良かったと安心していた。

お腹いっぱいでﾎﾃﾙに戻り、各自の部屋に戻る。

私はお風呂を済ませ、ｶｳﾝﾀｰﾃｰﾌﾞﾙで明後日のﾚｼﾋﾟの確認をしていた。




ﾋﾟﾝﾎﾟｰｰｰｰﾝ…




入口のﾍﾞﾙが鳴る。

誰だろ…茉莉香さんかな？

ﾄﾞｱを開けると、ｽｳｪｯﾄ姿の研二が立っていた。

「どうしたの？」
樽「…一緒に寝たい///」
「うん。いいよ。」

ﾊﾟﾀﾝと閉まるﾄﾞｱ。

妙な緊張感が研二から伝わってきて、何だか私もﾄﾞｷﾄﾞｷしていた。

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