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それはそれはもう、綺麗な笑顔で。
｢ここにも住まわせてもらって、ご飯も食べさせてもらって。何もかもしてくれた皆のこと、友達じゃないなんて思わないよ。だから、佐久間は友達｣
｢…………そっか｣
なんか、馬鹿みたいだ。
とっくに、友達だったなんて。
それなら。
｢じゃあ、佐久間さんとは親友になろう！阿部ちゃん｣
｢親友？｣
｢いっちばん仲のいい友達ってこと！何してても阿部ちゃんのこと最優先にする！｣
｢ええ？でも、皆いるじゃん｣
｢それはそれ、これはこれ！でも阿部ちゃんに何かあったらすぐ飛んでくぐらいの関係！俺はそれになりたい！｣
意気揚々と本人の前で宣言をする。
こうしても、割と嫌われない自信があった。
｢それは、俺も佐久間のこと1番に考えなきゃダメってこと？｣
｢いや、そんなことないけど……できれば？｣
｢1番がいいんじゃん｣
｢そ、そんなことないやい！｣
｢何それ｣
自分の言ったことがツボに入ったのか、阿部ちゃんはしばらく笑っていた。
｢っ、ふふ……はー、やっぱり佐久間面白い｣
｢なんだよー。佐久間さんは芸人じゃないぞー｣
｢そんなこと思ってないよ｣
｢じゃあ何だと思ってくれてるの？｣
少し意地悪な感じに聞いてみる。
｢んー……親友？｣
返ってきた言葉に、一瞬だけ時が止まった。
｢え、いいの？｣
｢佐久間が言ったんじゃん。俺も、佐久間ならいいかなーって｣
……なんと軽い。
でも、正直めっちゃ嬉しい。
｢ぃぃいよっしゃあー！！！！！｣
｢うるさい佐久間。近所迷惑でしょ｣
｢すみません国王｣
溢れんばかりの雄叫びを繰り出したら舘さんに怒られてしまった。
『こちら岩本。佐久間来て。終わったから』
｢おっ、了解でありまーす！｣
そして、あっちも事が片付いたようだ。
｢じゃあ佐久間、2度目行ってまいります｣
｢うん、行ってらっしゃい｣
｢待ってるよ｣
桃色に目を輝かせ、彼らの元へ『飛ぶ』。
その顔は、やはりというか喜びで満ちている笑顔だった。
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麗華(プロフ) - まる。さん» お読みいただきありがとうございます〜！リクエストの件承りました。お時間頂きますがお待ちください！ (2020年3月28日 0時) (
レス) id: 6d73d63d08 (このIDを非表示/違反報告)
まる。 - とても面白く楽しいお話をありがとうございます！リクエストをお願いしたいです。緑さんが女装し、みんなで可愛い緑さんをかわいがる！そんなお話を読みたいです。 (2020年3月28日 0時) (レス) id: c760cb06e2 (このIDを非表示/違反報告)
パイナップル(プロフ) - 無理なお願いしてすいません！これからも頑張って下さい！ (2020年3月27日 22時) (レス) id: ec2780e711 (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - パイナップルさん» 分かりました、なんとか組み込んでみますね( *・ω・)ノ (2020年3月27日 22時) (レス) id: 6d73d63d08 (このIDを非表示/違反報告)
パイナップル(プロフ) - はい！お願いします！ (2020年3月27日 22時) (レス) id: ec2780e711 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麗華 | 作成日時：2020年3月7日 2時
