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「よ、坂田」

「お、志麻くん!....今日は元気やね?」

「お陰様で。お礼ついでに、いつもよりも多く買って帰ろうかなーと思って」

「ほんま?毎度あり!」



眩しい程の笑顔につられて笑いながら、フルーツを選んでいく。

....あの後。「出来ることならもっと会いたいです」「練習って、私にも手伝える事は無いですか」と言ってくれたAさんに、フルーツカットの練習の後にいつも食べ切れずに冷凍庫行きになってしまうフルーツを食べるのを手伝って欲しい、とお願いしたら、俺の家に来る事になるにも関わらず快諾してくれた。そして今日、数時間後がその約束の時間なのだ。

折角だから、パイナップルとかのカットも久々に練習するか....なんて思いながら、坂田と話しながらいつもの倍以上のフルーツを買い込む。すると「志麻くん、まだ約束まで時間ある?」なんて声を掛けてきた坂田。勿論、と頷くと、坂田はすぐに店の奥に消えていった。

....数分後。予想通り財布片手に戻ってきた坂田と、すっかり行きつけになったカフェに向かった。



「上手くいったんやろ?志麻くんの顔見て安心したわ〜」

「まぁな。本当ありがとな、坂田のお陰」

「どういたしまして!....で、結局どんな事したん?」



注文もそこそこに目をキラキラさせて質問してくる坂田に、オリジナルカクテルを考えて、その味見を理由に呼び出した事を伝えて。会話が弾んで、同時に俺のブレンドも空になって。



「それと坂田に勧めてもらった西園生花店行ってさ。結局花束じゃなくて、ハーバリウムにした」

「はーばりうむ....?何やそれ」

「ドライフラワー入ってる瓶のやつ。西園生花店の....娘さん?かな、勧めてもらって」

「....は?今なんて?」

「え?何が?」




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らぱん( ・×・ )(プロフ) - ちょこさん» ありがとうございます! (2020年1月11日 19時) (レス) id: 4213176f5b (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - らぱん( ・×・ )さん» はい!了解です!待ってます! (2020年1月10日 20時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
らぱん( ・×・ )(プロフ) - ちょこさん» 読了ありがとうございます!後日談とは違いますが、続きに位置するお話もありますのでよろしければ....来年夏に更新再開する予定ですのでお待ちいただけたらと思います! (2019年12月30日 18時) (レス) id: 4213176f5b (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とてもよかったです!その後話が欲しい! (2019年12月30日 2時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
らぱん( ・×・ )(プロフ) - ぺるはむさん» 最後までありがとうございました!次も宜しければ読んでください!(*´ー`) (2019年7月7日 16時) (レス) id: 4213176f5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らぱん( ・×・ ) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=d9fece3f785bc7d3ebaeeecd6103e95f...  
作成日時:2019年6月19日 22時

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