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おろおろとして動けないままでいると、最初に声を掛けてきた人が更に近付いてきた。
えっやだ、気持ち悪いのに声出ないし....！！「そーんな怖がんないでよ、ほら。行こーって」なんて言いながらその人が手を伸ばしてきた、その時。
「おいA、今何時やと思ってんねん！！」
少し遠くからこちらに向かって怒声が飛んできて、その辺りにいた人が一気に声の主に注目する。
その声の主....千羅先生は、私の目の前に立って「大丈夫か」と口パクして見せた。そして急に、その声色はまた怒りを含んだものになってこちらに飛んできた。
「冬休みだからって羽目外し過ぎたらあかんやろ。....ええと、すんません。お兄さん達この子の知り合い？」
「は？そっちこそ「いや、ちょっと道を聞いただけです、ありがとね」あ、えっ」
くるりと振り返ってその二人に声を掛けた先生に、片方が状況を察したらしい。先生に突っかかろうとしたもう一人を引っ張りながら逃げる様に立ち去っていった....所で、先生は私の方に向き直る。その表情は、やっぱり怒りを含んでいた。
「....で。なんでこんな時間までうろついてんねん」
「........あ、えっと」
「補導対象やなぁ？ちょっと付いて来てもらおか、A」
ぐっと手を引かれ、そのままどこかへと連れていかれる。すたすたと歩く先生に怯えつつ素直に付いていくと、辿り着いたのは路地裏の小さなコインパーキングだった。
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らぱん( ･×･ )(プロフ) - 辰海恋歌さん» コメントありがとうございます！ 曲通りに終わらせましたが、この先きっとこの二人は幸せになってくれると思います！こちらこそ楽しんで頂けて嬉しいです、最後まで読んで頂きありがとうございました！ (2019年4月8日 7時) (
レス) id: 4213176f5b (このIDを非表示/違反報告)
辰海恋歌(プロフ) - 完結おめでとうございます。一言言えるのは、この中では、あの子が曲名通りになれて良かった…ということです。素敵で、もどかしくて、そして温かい作品を、本当にありがとうございました。読んでいてとても楽しかったです。 (2019年4月7日 23時) (レス) id: b18219f6f9 (このIDを非表示/違反報告)
らぱん( ･×･ )(プロフ) - てこゆのさん» ありがとうございます！私も似たような現象起こるのでお気持ち分かります(笑)でもこうしてコメントして頂けるだけで嬉しいです、ありがとうございます！ (2019年4月1日 11時) (レス) id: 4213176f5b (このIDを非表示/違反報告)
てこゆの(プロフ) - 完結おめでとうございます！！つい最近になってこの小説を見つけたのですが、読み始めた瞬間から引き込まれてしまいました。他の方のように何かしっかりとした感想を書こうとしても、あまりにも素晴らしくて言葉が出てきません...！胸がいっぱいです！！ (2019年4月1日 9時) (レス) id: 5d44cadab1 (このIDを非表示/違反報告)
らぱん( ･×･ )(プロフ) - Rinさん» 最後まで読んで頂きありがとうございます！クオリティ高くなってますでしょうか、嬉しいです....！曲への愛を詰め込んだ結果こんな感じになりました(笑) ありがとうございました！ (2019年4月1日 7時) (レス) id: 4213176f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぱん( ･×･ ) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=d9fece3f785bc7d3ebaeeecd6103e95f...
作成日時：2019年3月19日 18時
