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憂鬱な朝


いつも通り学校へ




席について小説を開く


自分でもガリ勉だなって思う




担任が入ってきてチャイムギリギリに佐野玲於のおでまし




先「佐野〜危ないぞ〜」


玲「あっぶね〜弾丸走った」




毎朝のお決まり


それでクラスの雰囲気も明るくなるんだけどね


















玲「おはよ」


「もう朝から見飽きた」


玲「冷たいね〜」


「うるさい」



何なんだこいつは。


ずっと席が同じって嫌じゃないのか。。




そんなさなか



先「あ、A!今日問題集運ぶの手伝ってくれ!」


「あー、はい」



学級代表とゆうより、雑用係になってるよね


先生、よろしく頼むよ…





















1限目 : 地理




先生が前で話してる中隣で爆睡の佐野玲於




「ねえ、起きなよ」


玲「んぇ…?」




いつも思う、寝顔は可愛いんだよなーって


起きたら超態度でかいのに




「教えてあげるから」


玲「じゃあ起きる」




そうやって言いながら目をこする佐野玲於が可愛く見える




玲「何、俺の顔なんかついてる?」


「…別に」


玲「あっれ〜?見とれてた?」


「そんなんじゃないし!」


玲「まあまあ( 笑 )可愛いとこあんじゃん( 笑 )」


「佐野玲於に言われても嬉しくない」


玲「んー、ずっと思ってたんだけどさ
そろそろ佐野玲於ってフルネームで呼ぶのやめてくんない?」


「ん、なんで」


玲「仲良くしようよ
これから先も多分隣なんだから( 笑 )」


「じゃなんて呼べばいいの?」


玲「普通に、玲於」


「よし、佐野で行くわ」


玲「無理、玲於だから。拒否権なーし」


「意味わかんない理解出来ない!」


玲「俺前からずっとAって呼んでるし♪」


「玲於って呼ぶけど呼び名なんて何でもいいじゃん」


玲「俺にとってはどーでもよくないのー」




なんじゃそりゃ


玲於の考えてることが分かんない





















。。。放課後




「あ!問題集運ばないとじゃん…忘れてた…」


玲「それ俺の前で言うってことは
手伝って〜って意味??」


「別にそんな意味無い」


玲「手伝ってほしいくせに」





手伝って欲しかったから


ちょっと素直になってみた





「資料室にあるんだって、一緒に来てくれる?」


玲「…いーよ」


少し玲於の顔が赤くなった気がした

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作者名:ぶぶれお | 作成日時:2016年11月16日 22時

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