112話 ページ33
間一髪というところで、私と粘魚との間に義勇が走ってきて攻撃から守ってくれた。
「義勇！」
呼びかけると、安心した様な顔をして此方を一瞥した後義勇はまた直ぐ鬼の方へと視線を戻した。
義「ゆきなが無事でよかった。」
「当たり前だよ！義勇や鱗滝さんを残して死んだりしたら、錆兎と真菰に怒られちゃう！」
義「そうだな。」
ふざけ調子でそう言うと義勇も微笑んでくれて、その顔を見るだけでひどく安心して肩に入っていた力が一気に抜けた。
玉「ヒョッヒョッ！これはこれは、貴様も私の作品になりに来たのか？」
此方を見て楽しそうに笑う玉壺に対してとても不愉快そうな顔を向ける義勇。
「義勇、気をつけて。あれでも十二鬼月に数えられるだけの実力はあるから。」
義「あぁ、二人で倒そう。」
そう言って一気に玉壺との距離を詰めて攻撃を仕掛けると、それに合わせる様に義勇も刀を振るう。
玉「なにっ！」
息のあった剣撃で玉壺を追い詰め、遂に私の刀が玉壺の首を捉える。
「はっ！」
首と胴が離れる直前に脱皮をした様で、本体は木の上へと逃げてしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 373人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆっきー(プロフ) - るぅりさん» ありがとうございます！ (2019年10月4日 22時) (
レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - むぎさん» ありがとうございます！また更新していきますので是非よろしくお願い致します。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - ぴーさん» ありがとうございます！長らくお待たせ致しましたがまた更新していきますのでお時間ある時にでもお読みいただければ幸いです。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
るぅり - 最高です (2019年7月16日 22時) (レス) id: 9495e3f6a2 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - 好きすぎて頭から竹が生えそうです←なんでだよ 早く続きが読みたいいいいい (2019年7月9日 11時) (レス) id: 347b9314c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆっきー | 作成日時：2019年5月30日 18時
