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110話 ページ31

玉「ヒョッヒョッ!逃がすと思うか?」





玉壺は先程の様に壺から巨大な蛸壺のあしを出してこちらに攻撃を仕掛けてくる。





「お前の意見なんて聞いていないよ。雷の呼吸、弐ノ型 稲魂!」




向かってくる全ての脚を切り落とし玉壺の首に向け刀を振るうが素早く他の壺へと移ってしまった。







玉「素早いみじん切りだが、壺の高速移動にはついてこれないようだな。」






「関係ない。移動できる壺がなくなるまで斬ればいいだけの話だよ。」






玉「ヒョヒョッ!途方もない話だな。」






「そうでもないよ?お前の作った壺からはお前の異臭がするんだよ。」






だからなんだというようにニヤついた顔でこちらを見てくる玉壺。





「ここまで言っても分からないなんて…何百年も生きすぎて感覚が鈍っているんじゃない?」





そう言って木の上に逃げていた玉壺に斬りかかると直ぐさま次の壺に移る。






玉「!貴様まさか…」




「やっと気づいたの?水牢から抜け出した後小屋に行くまでの間に、お前の匂いを辿ってでき得る限り壺を破壊しておいた。



さぁ、お前の逃げ場は後どれくらいあるのかな?」







そう言って笑いかけると、玉壺は血管が切れて血が出るほど怒り狂い大量の壺を手に降りてくる。






玉「おのれ、、、おのれ私の壺をぉぉぉぉ!!!
血鬼術 一万滑空粘魚!」




玉壺の持っている壺から鋭い牙を持った魚が無数に飛び出してくる。





玉「一万匹の刺客がお前を骨まで喰いつくす!今度こそ私の作品の一部にしてやろう!!」





「霞の呼吸、陸ノ型 月の霞消」





広範囲の技で魚を切り裂くが一万匹では流石に分が悪く、切り損ねた魚が私目掛けて飛んでくる。




「くっ!」




避けきれないと思い、覚悟を決めて致命傷にならないようにと、利き手でない方の腕で防ごうとした時だった。




?「水の呼吸、拾壱ノ型 凪」




そう聞こえたかと思えば、宙にいた魚達は次々と地面へ落ちていった。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 冨岡義勇 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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ゆっきー(プロフ) - るぅりさん» ありがとうございます! (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - むぎさん» ありがとうございます!また更新していきますので是非よろしくお願い致します。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - ぴーさん» ありがとうございます!長らくお待たせ致しましたがまた更新していきますのでお時間ある時にでもお読みいただければ幸いです。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
るぅり - 最高です (2019年7月16日 22時) (レス) id: 9495e3f6a2 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - 好きすぎて頭から竹が生えそうです←なんでだよ 早く続きが読みたいいいいい (2019年7月9日 11時) (レス) id: 347b9314c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきー | 作成日時:2019年5月30日 18時

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