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96話 ページ17

「!?鉄穴森さん!絶対に小屋から出ないでください!」





突然の事に驚きながらも言われた通り部屋に戻った鉄穴森さんを見送り、外の物体を睨みつける。





外の森に相応しくないそれは、忘れもしない家族を殺した鬼の匂いがする、見覚えのある壺だった。






「やっと、見つけた、、。」






殺意を込めてそう言うと、耳障りなあの笑い声が聞こえてくる。








玉「ヒョッヒョッヒョッ、これはこれは鬼殺の剣士様ではないかえ。」






そう言って壺からもぞもぞと上弦の伍と目に刻まれた鬼が出てきた。





「久しぶり玉壺。また会えて、



死ぬほど嬉しいよ。」






そう言って速攻で斬りかかる。





玉「ヒョヒョッ!私を知っているとは。しかし生憎と私は、貴方に見覚えはない。何処かで殺し損ねましたかな?」






攻撃を避けて楽しそうにそう続ける玉壺に、溢れ出る怒りから刀を振るう。






「安心しなよ。私はお前を忘れた日なんて無い。




私はお前を絶対に許さない。」






殺された両親の事を、私を守って死んだ兄の事を忘れた日なんて一度もなかった。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 冨岡義勇 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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ゆっきー(プロフ) - るぅりさん» ありがとうございます! (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - むぎさん» ありがとうございます!また更新していきますので是非よろしくお願い致します。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - ぴーさん» ありがとうございます!長らくお待たせ致しましたがまた更新していきますのでお時間ある時にでもお読みいただければ幸いです。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
るぅり - 最高です (2019年7月16日 22時) (レス) id: 9495e3f6a2 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - 好きすぎて頭から竹が生えそうです←なんでだよ 早く続きが読みたいいいいい (2019年7月9日 11時) (レス) id: 347b9314c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきー | 作成日時:2019年5月30日 18時

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