92話 ページ13
「何言ってるの二人とも、決闘なんてだめに決まってるでしょ!」
時「安心してくださいゆきなさん。別に真剣で斬り合ったりはしませんよ。」
止めようと試みても時透君からは見当違いの答えしか返ってこず、義勇は何も言わない。
「そういう事じゃなくて!第一決闘をする理由がわからない。」
時「理由は、冨岡さんの強さを見たいからです。」
意外な答えにキョトンとしてしまう。
「そんなの闘わなくたって分かりきったことじゃない。二人とも強いから柱なんだよ。」
義「そういう事じゃないんだ。」
まさか義勇がそっち側だとは思わず驚きを隠せずに義勇を見る。
義「時透は俺の強さを自身で確かめたいんだろう?」
時「…今日の夕刻裏庭で待っています。」
義勇に問われて返事をせずに場所と時間だけ言い残して時透君は立ち去っていった。
「なんだったの?」
義「……気にするな。それと夕刻だが、」
「刀の事なら気にしないで!私一人で取りに行くよ。」
義「悪いな。」
昨日、鉄穴森さんの所へ刀を取りに行く約束をしていたからか、申し訳無さそうにする義勇に心配しないでと微笑んだ。
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ゆっきー(プロフ) - るぅりさん» ありがとうございます! (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - むぎさん» ありがとうございます!また更新していきますので是非よろしくお願い致します。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - ぴーさん» ありがとうございます!長らくお待たせ致しましたがまた更新していきますのでお時間ある時にでもお読みいただければ幸いです。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
るぅり - 最高です (2019年7月16日 22時) (レス) id: 9495e3f6a2 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - 好きすぎて頭から竹が生えそうです←なんでだよ 早く続きが読みたいいいいい (2019年7月9日 11時) (レス) id: 347b9314c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆっきー | 作成日時:2019年5月30日 18時