検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:172,447 hit

91話 ページ12

義「何をしている、時透。」





聞きなれた声に顔を上げるとやはり腕を引いてくれたのは義勇だったようで、怖い顔をして時透君を睨んでいた。







時「別に、冨岡さんには関係のない事ですよ。俺はゆきなさんと話していたんです。」







悪びれもなくそう言った時透君に義勇が眉間に皺を寄せ続ける。









義「ゆきなは俺の恋人だ。関係ある。」









そう言われて時透君は驚いたような顔をして私を見つめてくる。








時「……本当ですか?ゆきなさん。」






「うん。義勇とは恋人同士だよ。」







はっきりとそう告げると時透君は驚きと悲しみが入り混じったような顔をした。








時「…何故、冨岡さんなんですか。」









俯きがちにそう言った時透君にいつもの優しい雰囲気は無く、心配になり手を伸ばそうとすると義勇に止められた。







「時透君?」






そう呼びかけるとハッとして此方を向いてくれた。







義「時透、お前は、」





時「冨岡さん、勝負してください。」







義勇が話そうとするのを遮って時透君が刀に触れながら突然そんな事を言い出す。







義「…隊員同士での私闘は御法度だろう。」






時「私闘ではなく稽古としてなら、闘っても問題ないですよね。」




義「…わかった。」






義勇も何故か了承して、訳のわからないまま話が進んでいった。

92話→←90話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (126 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
373人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 冨岡義勇 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆっきー(プロフ) - るぅりさん» ありがとうございます! (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - むぎさん» ありがとうございます!また更新していきますので是非よろしくお願い致します。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - ぴーさん» ありがとうございます!長らくお待たせ致しましたがまた更新していきますのでお時間ある時にでもお読みいただければ幸いです。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
るぅり - 最高です (2019年7月16日 22時) (レス) id: 9495e3f6a2 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - 好きすぎて頭から竹が生えそうです←なんでだよ 早く続きが読みたいいいいい (2019年7月9日 11時) (レス) id: 347b9314c1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆっきー | 作成日時:2019年5月30日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。