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102話 ページ23

giyuu.side




時「…ここは俺一人でも大丈夫です。行ってください。」






「駄目だ。他に鬼が来ている確証も、ゆきなが闘っているという確証もない。第一、お前一人でこいつの相手は無理だ。」






時「確証がないなら助けに行かないと?何かあってからでは遅いんですよ!」






苛立った様な顔をして正論を言われ、意図せず抑えていた感情が表に出てしまう。






「知っている!失ってからでは遅いなんて事は嫌という程理解している。それでもゆきなは、お前と引き換えに自分が助かることなんて望んでいない!




全員無事でないと納得しない。そういう奴なんだ。ゆきなを助けたいならあいつの大切なものを全て守れるくらいでないと足りないんだよ!」




時「!!」




俺だって、ゆきなが望むなら直ぐにでも助けに行きたい。だが、あいつは優しすぎるから、自分より他人を優先してしまう様な奴だから。



だから、ゆきなの優しさを否定しない為にも時透一人をここに残していくことが出来なかった。







可「お喋りは終わったか?」





可楽と呼ばれた方の鬼がそう問うと、錫杖を持ったもう一人の積怒という方の鬼が雷撃を仕掛けてくる。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 冨岡義勇 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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ゆっきー(プロフ) - るぅりさん» ありがとうございます! (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - むぎさん» ありがとうございます!また更新していきますので是非よろしくお願い致します。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - ぴーさん» ありがとうございます!長らくお待たせ致しましたがまた更新していきますのでお時間ある時にでもお読みいただければ幸いです。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
るぅり - 最高です (2019年7月16日 22時) (レス) id: 9495e3f6a2 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - 好きすぎて頭から竹が生えそうです←なんでだよ 早く続きが読みたいいいいい (2019年7月9日 11時) (レス) id: 347b9314c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきー | 作成日時:2019年5月30日 18時

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