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2話 悲しい音 ページ2
「……？」
何だろう…
急に胸の奥が痛くなった
「ぷっきゅ〜」
「アオ…」
頬袋をぱんぱんに詰め込んだリス、もといアオが、どうしたの？とでもいうように、足元に近寄って来た
「大丈夫」
「ぷきゅ〜」
安心させるようにアオの頭を優しく撫でると、自然とため息が漏れた
胸が痛い
わけもないのに泣きたくなる
どうしてこんな気持ちになるんだろう
「ぷきゅきゅ〜」
「アオ…？どこに行くの？」
アオは暗闇の洞穴の中を進んで行く
この暗闇の中を動き回るのは危ない…
俺は面を深く付け直し、アオの後を追うように洞穴の中を進んで行った
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作者名：mami | 作成日時：2018年10月1日 23時
