31話 ページ33
「まずは瀬内のバックだね」
瀬「決勝残るからみててよ」
「バッチリ応援してるね」
田「頑張ってください!」
「ありがとう」
そう言って招集場所に向かっていった瀬内。
決勝残るから、なんて言えちゃうあたり真面目に練習してたからなんだろうな。
葉「きた!第4レーン!」
田「ほんとだ!」
橘「一緒に応援するよ」
笛がなりスタートの姿勢に入る。
私達は始まりの笛がなった瞬間に応援を開始する。
江「いけいけ菜々美!」
「「「いけいけ菜々美!」」」
江「おせおせ菜々美!」
「「「おせおせ菜々美!」」」
徐々に2位との差が広がっていく。
そのままターンに入ってラスト50mのところでさらに加速していく。
軽く手をかいているようにみえるけどスイスイ進んでいく。
田「これ決勝本当に行けるかもしれないですね!」
「うん、いけるかも」
ターンで30秒くらいで1位を守ってる。
この段階で自己ベストは更新してる。
「タッチした!」
江「どうでしょう…?」
葉「1位…!!」
橘「県大会で1位なんてすごいよ!」
竜「でも根本的にこの人達は全国常連者しかいないのですから、ここで落ちるわけないんです!」
みんなが湧いた瞬間大きくガッツポーズをした瀬内。
大きくさを開いたわけで、これはさすがにスカウトも意識をしないわけがないって感じの泳ぎだった。
すごいなぁ。
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作者名:花田 | 作成日時:2021年4月21日 17時