9話 ページ11
竜「みなさん見てください!僕の華麗な泳ぎを!」
田「うわ、すごいじゃん!」
香「そんなに泳げるようになったの!?」
「見てそこまで泳げるようになるもん?」
瀬「こっそり練習してた?」
少し泳いでそう言った竜ヶ崎くん。
私達は真剣に見てすごいすごいと盛り上がっているのに同メンバーである男子達が全く盛り上がっていない。
松岡さんまで無反応だからちょっと不安になってきてしまう。
江「ダメですよみなさん!もっと盛り上がってあげないと!」
葉「わー!すごい!いつの間にー!」
橘「すごいな怜ー!」
七「…あぁ」
みんなの下手くそな反応のとり方に苦笑いが止まらない私達。
こっそり跡を付けて何してるか見たなこれは。
香「でも本当にすごいよ怜、ここまで泳げるようになるなんて私も思ってなかった」
「練習、たくさん頑張ったんだね」
田「すごいじゃん」
瀬「これで色もっとタイム縮められたら色んな種目出られるようになるね」
そういえば感動したように目を潤ませる竜ヶ崎くん。
彼は努力家で頑張り屋さんだから練習もきっと人一倍頑張ったんだろう。
竜「ありがとうございます!」
田「うん、これからも練習頑張ろうね」
瀬「男女で違うけど分からないことあったらいくらでも聞いてよ」
「七瀬くんだったら何言ってるかわからなくて参考にならないでしょ」
香「同期の私と田部なら聞きやすいこともあるだろうし」
そういえば嬉しそうに大きく頷いた。
聞きやすいと思って色々聞いてくれたら嬉しいなぁ。
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作者名:花田 | 作成日時:2021年4月21日 17時