【Fischer's】俺のいた時間

検査 マサイside ページ7

次の日。俺は皆に言われて病院へ診察に来た。



特に日常生活に支障はないし



きっと、うん。





四十肩とか更年期障害とか



なんか歳からくるものだ。この年でこういうのがくるのもどうかと思うけど……



きっと。



心配はない。と思ってたのに……



医者「……念のため大学病院で検査をしてください」



マサイ「はぁ？？」




医者から唐突に言われたのは検査をしろということだった。



俺が行った症状の中に何か問題な点でもあったのだうか…



マサイ「え、大きい病院って……俺、何処か悪いんですか？」




俺がそう聞くと医者は濁したように「念のためですから」と詳しくは話そうとしなかった。





なんだよ…………








こえーよ………………






『ガラ』





マサイ「ありがとうございました」




紹介状を手にした俺は不安な気持ちのまま診察室を後にした。




外に出ればもうすっかり、暗くなっていて



とても蒸し暑い。




マサイ「帰るか……」





とりあえず、今は家に帰ろう。


俺は家への道を歩いて帰ることにした。




あ、シルク達にちゃんと報告した方がいいかな……



でも、余計に心配かけるの嫌だし……



どしよ。



そんな事を考えて歩いていると誰かと肩がぶつかってしまった。




マサイ「あ、すみません！！って、ぺけ。」


ぺけたん「おお！マサイ！！今、病院帰り？」


マサイ「え、うん」


ぺけたん「どう？大丈夫だった？」


マサイ「うん…」



俺はとっさに紹介状をポケットの中に隠した。



…………今は言わないでおこう。




ちゃんと検査して大丈夫だったら報告しようじゃないか




きっとなんにもないんだから。





ぺけたん「そっか！良かった！



あ、これからダホの家でシルク達とご飯食べるけど


マサイも行く？」





俺は明るく「おう！」と答えた。






大丈夫。なんもない。








異常なしって言われて。








いつもどうり、飯食って






寝て








あいつらと動画とって






バカやって







そんないつもの日常が送れる





はずだ…………

マサイ？？ ダーマside→←嘘……だよな？ シルクside

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