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250万人 マサイside ページ30

練習も終わり、Aちゃんと別れた俺らは秋の夕日が暖かく照らされる帰り道を帰っていた。




赤や黄色に染まった木々が夕日のせいで朝より綺麗だ。



マサイ「いや〜!ほんとに楽しかった!Aちゃんもいいこだったし!」



ぺけたん「喜んで貰えて何よりだよ!また、今度も来ようね!」



マサイ「おう!今度はみんな…………………あ………なんでもない。」



何言ってるんだ俺。




みんなって誰だよ。自分から切り離したじゃないか。




ぺけたん「………………そういえばね。登録者250万人になったんだ」



マサイ「へ〜………」




俺はあくまで冷静に答えた。



そうじゃないと気持ちが乱れてしまいそうだったから。






ぺけたん「マサイ………」



マサイ「何?」



ぺけたん「このままでいいの?」



俺はぺけたんの言葉に口をつぐんだ。


車イスも止まる。



そして、俺の隣にいたぺけたんは車イスの前に移動し、しゃがんだ。




ぺけたん「1年半、1年半たったけどさ


なんつか……やっぱり話そうよ。病気のこと。マサイだって


ほんとは……ほんとは……「ぺけ」



ぺけたん「ん?」



マサイ「みんな、楽しくやってる?」



ぺけたんはうんと答えた。その顔はとても切ない。




マサイ「なら、いいんだよ。俺はみんなが楽しいなら



それでいい。いいんだよ」





俺はそういいながら車イスを進め、背を向けた。






そうじゃないとなんだか怖かった。





マサイ「ぺけ、帰ろう」




ぺけたん「……………うん」

何処にいるの? ンダホside→←↑の続き ※短いどす



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まちゅ(プロフ) - アンケートは終了です。たくさんの投票ありがとうございました!投票の結果2のお話になりました!この作品が完結ししだい、書きたいと思います。本当にたくさんの投票ありがとうございました! (2017年7月13日 15時) (レス) id: 39523af4f0 (このIDを非表示/違反報告)
まちゅ(プロフ) - そらさん» 了解しました!ありがとうございます! (2017年6月29日 19時) (レス) id: 39523af4f0 (このIDを非表示/違反報告)
そら - 3番でお願いします! (2017年6月29日 0時) (レス) id: 6f642ed60d (このIDを非表示/違反報告)
まちゅ(プロフ) - あかねんさん» 了解しました! (2017年6月28日 7時) (レス) id: 39523af4f0 (このIDを非表示/違反報告)
あかねん - 2番が見たいです! (2017年6月28日 0時) (レス) id: 65a68cd78d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ウオタミっち(´・ω・`) | 作成日時:2017年4月12日 23時

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