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まふまふside

『留守番?』

「うん、ごめんね、急に。
ホント半日だけでいいんだけど」

リビングのダイニングテーブルから、キッチンにいるAちゃんに話しかける。

「ちょうどその時うちの社員さん全員ではらっちゃってるんだよね」

『ああ、なるほど…』

「インスタント食品ばかりはさすがに体によろしくない」ということでAちゃん宅の夜ご飯にお呼ばれしたものの、家事音痴の僕はお手伝いすることもできずにいた。

ううむ、不甲斐なし。

『私でいいなら…

でもいいの?
私猫飼ったことない…』

「あ、全然全然。
だいじょうぶ、半日だし。

ご飯さえあげてれば自分たちで遊んでると思うし。

そういえばうちの子Aちゃんとあったこと無かったなあっておもって。」

『ほんと?
まふくんがいいならじゃあ頼まれようかな…』

「んあ…あ、まふ、もう来てたんや……

これ持ってく?」

仮眠から覚めたらしいさかたんがリビングに現れ、のろのろとキッチンに入ってお肉が綺麗に並べられたお皿を指さす。

枕は抱えたままだし、寝癖はすごいし、パジャマの襟もだらしなく開いているけど、Aちゃんはなにも言わないからきっといつものことなのだろう。

『あ、まってまってそれはまだ。
まだぜんぶ盛り付けしてないから…』

「ん、お箸は…?」

『まだ』

「だす……」

『ありがと』

変に甘くもなく、冷めてもない二人の会話は、なんというか、第三者の目から見ても安心感がある。

こういうのが、長続きする恋人、なのかな。

「あ、僕も手伝うよ」

『ほんと?じゃあお皿運びしてもらお』

「おっけ」

「いいよいいよ」って変に食い下がられないところが最高に心地いい。

綺麗にきられたお肉が盛り付けられたお皿がカウンターに置かれる。

すごい、女の子の手作りだ。

「わ、うまそう」

『ありがと〜!
まふくんもさ、インスタントばっかはやめた方がいいって。

そりゃインスタント楽だけどさ…
コスパ悪いし栄養かたよっちゃうよ』

「…うーん、考えてみる」

「絶対まふ自炊せんわ。
1年後もカップ麺ばっか食ってそう」

おねむを脱出した坂田が俺をdisりだすので、僕は頬を膨らます。

『悠くんは弱火も使えるようになろうねー
この前もお肉焦がしたばっかだもんねー』

「はーい以後気をつけま〜す!!!

てかもうええやんその話題!
あれは!事故!やったもん!!!」

「え!じゃあ
坂田も結局似たようなもんなんじゃん!!!!!!」

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いろみず(プロフ) - うぐぅ…尊し… (2021年9月12日 21時) (レス) id: be92b83ba0 (このIDを非表示/違反報告)
いろみず(プロフ) - 弥生2nd@夢見月さん» いつ見てもお肌綺麗ですよね…特にセンラさん(( (2021年8月7日 22時) (レス) id: be92b83ba0 (このIDを非表示/違反報告)
弥生2nd@夢見月(プロフ) - いろみずさん» そりゃもううらたさんとセンラさんはうしさせの美肌代表ですから… (2021年8月4日 0時) (レス) id: c09bebec20 (このIDを非表示/違反報告)
いろみず(プロフ) - 「いいな、その肌。くれ。」で盛大に吹いた(( (2021年8月2日 10時) (レス) id: be92b83ba0 (このIDを非表示/違反報告)
弥生2nd@夢見月(プロフ) - いろみずさん» 全然返信できてなくてごめんね…また読みに来てくれて嬉しい!さかたん応援隊が増えたなあ… (2021年7月10日 21時) (レス) id: c09bebec20 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:弥生2nd@夢見月 | 作成日時:2020年11月29日 1時

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