未成年の定時制女子-THE WORST- (ページ27)

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貴方「村山がね私に頭になる覚悟はあるかって聞いてきたの、それに卒業とかなんとか言ってたし、冗談混じりだったけど」

轟「頭になんのお前」

貴方「覚悟はできてるけど、あいつらが何て言うか分かんないし」

轟「んなもん弱いやつらなんだから黙らせれば良いだろ」

貴方「そうゆうことじゃないでしょ」

轟「近いってことだろうなその時が」

貴方「だよね、ありがとう！また来るー」

轟「たまには来い」

貴方「仕方ないなー笑じゃ」

轟「ずるいんだよ、忘れさせてくれよ、」

洋介に話して少し気持ちが軽くなった気がする

楓「おー鬼邪高の姫だ」

貴方「その呼び方やめて」

久しぶりに話した

花岡楓士雄

また喧嘩をしたのか顔に傷がある

楓「全日の方に来るなんて珍しい」

貴方「君が来る前はしょっちゅう来てたよ」

楓「どろっきーか？」

貴方「そう」

楓「てか村山とあんたどうなってんの？」

貴方「どうなっるって何が？」

楓「付き合ってんの？」

あー、そうだ全日にはあんまり知られていないんだ

貴方「どっちだと思う？」

楓「え？」

貴方「じゃあねー花岡くーん」

楓「は、花岡くん、、やべ」

寄り道すると村山に怒られるからね

なんか良いなー

花岡くん達みたいに仲間のために戦うって

なんか懐かしい

コンテナ街の時はまだ私も心開いてない時だったなー

古屋＜おいお前、1人で帰んのかよー＞

貴方＜あなた達に関係無いでしょ＞

村山＜でも俺らと一緒に来てくれたじゃん＞

貴方＜それは、喧嘩がしたかったから、それだけよ＞

関＜そんなツンツンしてないでさーー、一緒にラーメンでも行きましょうやー＞

中林＜何でラーメンなんだよ笑＞

生まれて初めてちゃんとした仲間ができた

あの時の少しの会話で久しぶりにちゃんと笑えたし

心が開けた

貴方「何で泣いてんの、笑」

何で涙が出るんだろ

皆と過ごした思い出を振り替えると余計に出てくる

貴方「早く戻んないと、村山が、怒るのに、」

下を向いて立って居たら

足元にいつも見ている靴が歩み寄ってきた

顔を上げれば落ち着く匂いに包まれる

村山「何で泣いてんの」

貴方「分かんないっ、でも、皆との事思い出してたら、泣いちゃってたっ、」

村山「話聞くから、こっち行こ？」

貴方「うん、」

廊下だから誰もいない訳じゃない

村山は気を使って空いてる教室に行ってくれた