未成年の定時制女子-THE WORST- (ページ18)

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それからAは学校に行かず高校生になるまで1人で生きてきた

高校生になり、SWORD地区の噂を耳にしたAはここ、鬼邪高に来た

貴方＜初めまして鬼邪高のトップさん？＞

最初から挑発的な態度だったA

その目は光を失っているかのように俺の目を離さなかった

ただ、喧嘩をしにきた、ただ喧嘩の強さで頭になりたかった

そんな理由だった

俺とタイマンしてから、徐々に心を開いてくれて

今の関係に至る

関「村山さんー、今日はもう来ないっすかねー」

村山「そうだねー、俺らが行ったらAちゃん嫌がると思うから」

Aがどんな選択をしようと、俺らが口出すことはできない

だって、AとAの親父さんの問題だから

YOUside

久しぶりに来た

大嫌いな家

「お久しぶりです」

貴方「来たけど、あの人はどこ？」

「こちらです」

案内されて数年前まで住んでいた自分の家に足を踏み入れた

貴方「寝室じゃないの？」

「こちらです」

質問に対しての答えになってない

おかしい、

私は少し身構えた

「どうぞ」

着いたのは寝室ではなく書斎だった

ｶﾞﾁｬｯ

父「久しぶりだな、A」

貴方「お元気そうで」

全く倒れた雰囲気の無い父

はめられた

貴方「倒れたとでも言わないと戻ってこないと」

父「さすがだなー頭脳は劣ってないようだな」

貴方「お陰様で」

父「お前が居ないと色々と不便でな」

お父さんは大きな冊子を私に渡した

父「この中から選べ」

中身は男の写真、職業等が書かれたものだった

貴方「選ぶ？見た感じ好みなんていないわ」

父「そうだろうと思ってこちらで選んでおいた」

貴方「相変わらず勝手なことをするのね」

皮肉たっぷりで言った

父「うちの会社とよく取引をしている会社の副社長だ。若い年なのに副社長、将来有望だぞー、それに顔も悪くないだろう？」

貴方「なめてんの？」

私はその写真を床に投げた

その途端どこからかゾロゾロ男達が出てきた

貴方「力付くでも私を戻したいわけね。」

父「あぁ。大人しく聞いてくれればこんなことはしなかったんだが。仕方ない。」

貴方「あなたと縁を切って正解だったわ。こんな毒親、良いﾀﾋに方しないわよ。」

父「やれ」

私は強く拳を握りしめた

村山＜Aちゃん、素直になんなよ。少なくとも俺のことは信用しても良いと思うぜ？＞

村山、待っててね