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村山side
調子狂うなー
Aちゃん嫌だったかなーー
何か今さら青春してる気分だわ笑
prrrrrr
Aちゃんかな！？
村山「何だよー関かよー」
関「何かすんません！それより！村山さん！早く戻ってきてください！」
村山「えーー」
関「Aが！親父さんが倒れたって！！」
村山「え、嘘でしょ」
関「ほんまですって！A帰るつもりっすよ！」
村山「関ちゃん、それは俺らが関わる事じゃないかもね」
関「何でですか！」
俺は前にAが俺らに話してくれた家族のことを思い出した
Aの家は超が付くほどお金持ちらしくて
それがお父さんが社長らしくて
産まれた時から特に不自由もなく育ったんだって
Aが変わり始めたのは小学生の時
小学校3年生の時にAのお母さんは急性の病でこの世を去った
Aはもちろんお父さんも深く悲しんだ
学校ではかわいそうにと同情をされ
あまり良い気分では無かった
Aのお母さんがこの世を去って半年ぐらいして
お父さんが崩れ始めた
愛人を作り基本Aは家でお手伝いさんと愛犬と一緒に居た
小学生のAは1人なのが辛くて堪らなかった
ある日Aがクラスの男子と喧嘩をして
相手の子は軽い怪我をした
Aが社長の娘ということは親の中でも有名だったらしく、相手の母親は問い詰めようとはしなかった
その時にAには引っ掛かる事があった
貴方＜どうして私が悪いのに、あの子が謝るの？どうして、私はいつも悪者じゃないの？＞
特別扱いをされるから
悪者にされない
それが嫌だった
父＜お前はそのまま生きて行けば良い、お父さんが何不自由無くお前を幸せにしてやるから＞
貴方＜幸せって何？私全然自由じゃないよ、周りから特別扱いされるから、友達もできない、先生達も私に怒ってくれない、悪者が羨ましいよ、＞
私は悪くない
そう言われるのが嫌で
怒られてる子が羨ましい
普通の小学生なら考えもしないこと
それからAはこの家に居るのが、お父さんと暮らすのが嫌になってきたらしい
中学生になってAは友達を作ろうともしなかった
ずっと無言
クラスでは目立つことは無かった
中学二年生の時にAに大きな決断をさせる事件が起きた
塾の帰り道、迎えを待って居る所を男2人組に絡まれた
その当時のAからすれば体格があまりにも違いすぎる相手だった
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さーか(プロフ) - 最高すぎる (2020年4月27日 21時) (
レス) id: dba6c412b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Arisa | 作成日時：2019年11月5日 23時
