未成年の定時制女子-THE WORST- (ページ15)

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貴方「私に喧嘩を売ってくる奴が居ない理由、良い意味で村山さんのせいっすよって」

私が鬼邪高に来て村山とタイマンをして

しばらく経ってから気になっていたことを聞いたら関ちゃんからそう言われて

裏で何かしたのかなって思った

関＜村山さんかっこよかったす、ただ圧かけなかったんすよ、頭下げたんすよ？頼むからあいつに手出さないでくれって＞

貴方「あんなに生意気で村山からしたらガキの私が、初めて心から着いていこう、そう思えたのが村山なんだよね」

轟「回りくどいけど、村山に俺は勝てねえって事だな」

貴方「洋介は私にとって仲間以上に家族とか親戚とか、これからもずっと私の話を聞いてほしい人かな」

轟「俺は村山には敵わねえな」

貴方「洋介、」

轟「村山のとこ行ったらもうできねえだろ、だからこれが最後」

今までより温かくて優しいハグ

これで良いんだよね

轟「俺、諦めるつもりはねえから、何かあったらいつでも俺んとこ来い」

貴方「ありがとう」

轟「行け」

貴方「うん」

多分、屋上に居るよね

私は屋上に向かって走った

扉の前で深呼吸をする

prrrrrr

タイミング悪っ、

しかも登録してない番号

貴方「はい」

「お嬢様、電話番号変えられたんですね」

掛かってきた相手は

私の大嫌いな父親の秘書だった

貴方「何」

「お父様が倒られました」

貴方「それを何故今さら私に伝えるの？もう私は赤の他人のはずよ」

「このままでは会社を継ぐ者が居ません」

貴方「副社長とかで良いじゃない、もう私に関わらないで、これからも会うつもりはない。さようなら」

「SWORD」

貴方「っ、何で知ってるの」

「まさかお嬢様があんな物騒な所にお住みになってるとは」

貴方「ふざけるんじゃないわよ、」

「待ってますよ」

きっと縁を切ってからずっと私のことを着けてたんだろう

どうして今のタイミングで、、

私は屋上に行く足を反対に向け家に帰った

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作者です！

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