貴方がいてくれるなら。【ＨＱ】 (ページ5)

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第2話~（名前）side~ ページ5

まさかのまさかで、中学の頃のチームメイトの渉がいるなんて。思ってと見なかった。

まぁ、僕としては嬉しい限りかな。
渉がいるってことは…。

時間が経って、今はお昼。

屋上で渉と一緒にお弁当を広げていた。
僕は、購買のサンドイッチだけどね？

『あ、渉はいまレギュラー何でしょ？』

尾「おう。先輩とかめっちゃ上手くて、置いていかれそう…。」

『何を言ってるの？渉はこれからだよ。大丈夫。不安になることなんて無いよ。』

尾「あ、ありがとう。お前部活は？」
『ん？あぁ、今日入部届け出してそのまま参加するよ。』
尾「あ…それと…」

二人で話をしていると、大きな音が近づいていた。

ﾊﾞｧｧｧｧｧﾝ!!

ドアがものすごい勢いで、開かれる。
え？何？？

「A！！！！！この学校に来たって！！」

その人物は…

『はい。今日から、ここにお世話になるんですよ。京冶さん。それと、お久しぶりです！』

「噂で流れてきたんだ。ちょうど良かったよ。言ってくれればよかったのに…」

『すみません…。話すのが遅くなっちゃって…。でも、今日から部活に行くのでまたよろしくお願いします！！』

「あぁ。よろしく。」

飛びっきりの笑顔を見せる。

大好きな人。バレーを一緒にやってきた人。

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ×２

「あ、戻らないと…。A、また放課後ね。」

『はい！また後で！』

久しぶりの…京冶さん…。嬉しいな。

すると、後ろから声が聞こえた。

尾「…A？」

トン…と体をゆすられた。

『え…？あ、、ごめん。僕ボーってしてた？』
尾「あぁ。大丈夫？」
『うん。授業遅れるから行こっか。』

急いで、教室へと戻っていく。