貴方がいてくれるなら。【ＨＱ】 (ページ19)

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第16話～（名前）side～ページ19

今日で３日間の合宿は終わりを告げた。また、夏休みに長期の合宿がある。

でも、今は正直どうでもいい。

翔陽も結局何も変わってない。

僕は普段道理振る舞う。

でも確かに言えることは…僕は、一人ぼっち…。

帰りのバスへと向かう。

すると、後ろから声が聞こえた。

研「A、また会おうね。」

『もちろんだよ、研磨。』

そういって、僕はバスの中にのる。

あらかじめ、1人で乗ることは伝えていた。

行きは渉と乗っていたが、この際どうでも良くなった。

それから、普通の学校生活が始まっていく。

～数日後～

ｷｰﾝｺｰﾝ、ｶｰﾝｺｰﾝ。

今日の午前の授業は終了。疲れた。

お弁当を持って教室を出ようとした。

すると、

尾「Aちょっといいか？」

『なに？渉。』

渉に引き止められ、屋上へ向かうことになった。

尾「ねぇ。A俺の事避けてるよな。」

『根拠は？』

『それにさ、渉知ってるよね？僕は自分にメリットにならないものは何もしないって。』

尾「あぁ。」

『だったら、気のせいじゃない？』

なんでいちいち…。

尾「俺だけじゃない、赤葦さんもだ。」

『僕にどーして欲しいの？』

その問に渉は驚くことなく質問返しをしてくる。

尾「俺はただ、理由を知りたいだけだ。」

『…理由…ね。』

尾「まさか、あの時の俺の言葉が…。」

『違うと言いたいけど、それも一理ある。』

尾「！！」

『で？それで渉は僕に何をしてほしいの？』

『一体！ぼくよなにをしってるんだよ！！！』

尾「ｯ!なにも、、、知らない…」