貴方がいてくれるなら。【ＨＱ】 (ページ13)

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第１０話ページ13

それから、僕達梟谷は数回負けたが、ほぼ勝ち星をつけた。

そして、各試合が終わり自主練が始まっていた。

各校休憩を取ったり、ボールを触ったりしている。

京「A〜。トス上げてあげる。」

木「へいへーーーい！赤葦！俺はー？」

京「木兎さんはオマケのおまけですよ。」

木「な""っ！！！ひどい。あかーーし！」

『ふふっ』

2人のいつものやりとりは、面白い。

『それじゃぁお願い「A！！」』

誰かが僕を呼ぶ。

『翔陽…？どうしたの？』

翔陽だった。

日「俺と、自主練しよ！トス上げてくれ！」

京「え？」

え…？
なんで？？京冶さんが驚くの？

『それじゃあ、やろっか。京冶さん！明日またお願いしてもいいですか？渉！行くよ。』

尾「お、おい！ちょっ！A！」

僕は、少し小走りで翔陽を目指す。
あんな…顔初めてみた。

まるで嫉妬してるような目。

ねぇ、、、京冶さん。

僕はそんな表情の京冶さん見たら…勘違いしちゃうよ…。

『翔陽…。第三体育館でやろうか。』

日「おう！！」

もう一つの体育館へ向かう。

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ！

ドアを開くと、

クロ「ん？おーーー。Aじゃねぇーか。丁度いいし、一緒にヤローぜ！！」

『あ、クロさん。そっか、ここで自主練してましたね！』

『翔陽、それでいい？？』

ﾁﾗｯと翔陽を見る。

ん？

『しょ…「外国人！！！！」は？』

クロ「あーー。こいつ？こいつは灰羽リエーフ。ロシアとのハーフだか、日本語しか喋れん。」

灰「よろしく。」

日「お、おう。」

灰「そっちの女子は？」

………は？

女子？

クロ「ばｯか！お前！！！Aは、男だ！！！」

灰「え！！ごめん！！！」

『ん？いいよ。後で覚えとけよ？』